蛇石 について知っていることをぜひ教えてください

碑文

蛇石の由来
蛇堀川の南、加増村の字袖川原に、長さ六米、幅
二米、高さ一・五米の巨大な自然石で、その上には
小祠が立てられていて、石の周囲に大きな筋目
二条ついている。この石を蛇石とよんでいる。
 伝説によると、近くの堀川に大蛇が生息して
おり、夜になると出てきて、その石に横たわり、
通って畑を荒し百姓を苦しめたという。
 蛇石様として祀ったので、その後は災がなく
なり二条の筋目は大蛇のとぐろの跡だといい
伝えている。子どもの臍の緒をあげると、虫を
痛まないといわれている。
 この石は享禄四年(一五三一)十一月二十二日から
二十三日にかけての大雪と浅間の噴火によって
蛇堀川に沿って土石流で押し出し、七尋石などと
同じ時に、ここに流れ着いたものと考えられている。
 祭神は蛇で神様の使いとして恐れうやまわれ
たもので、家内安全、無病息災、五穀豊穣
と祈願して祀ったものである。

     塩川友衛著  小諸繫昌記より

 

蛇堀川の蛇石

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