かつて九度山にあった水力発電所を復活したいなあと思われるかた、情報や発想のご提供をお願いします。

  • 明治の水力発電所の建設

  1. 資金の調達

泉州・岸和田城下町の酒造業者 創業者 寺田甚与吉の実弟 寺田元吉が協力した。北寺田家。寺田財閥 -wikipedia-

 

 

 

 


九度山に発電所があった頃・・・

1896(明治29)年、野口巳之助と小沢由三郎が中心となり、県知事から水力発電所建設の許可を得ました。しかし、資金面や工事面で様々な困難があり、一旦この計画は頓挫します。その後、岸和田の事業家である寺田元吉の協力が得られるようになり、1909(明治42)年、寺田を社長とする和泉水力電気株式会社が設立されました。同年に工事に着手、その2年後には九度山から県境を越え岸和田までの送電が実現しました。その後、南海電鉄に合併され、数十年の間人々の生活に役立ってきましたが、1953(昭和28)年7月18日の、県下全域を襲った大水害の被害に遭い、その歴史を終えることとなりました。