慈尊院の石垣の石の様子が途中変わっていました。
長方形から丸に。
住職にインタビュー。
慈尊院に何度も訪れていますが、住職にお声をかけるのは初めてです。
安念清邦和尚に聞きました。
昔、かどやという食事ができる場所があって、そこを広げるのに丸い石を積んだという。
「それにしても、石に苔や地衣類がついて白くなっているでしょ」
「枝垂れ桜や、さつきもたいへんなことになってるんです」
と困った様子。
善通寺のある場所が 北緯34度13分27秒
慈尊院のある場所が、北緯34度17分42秒
という。
「空海が地球の線の上に、こだわった理由があると思われるのです」と。
まさに、地球のラインをちょっと見てみた。
高野山奥之院入定地
34度13分22.94秒 135度36分20.66秒
善通寺
34度13分27.79秒 133度46分33.22秒
慈尊院
34度17分42.70秒 135度33分0.38秒
少しずれていますが、直角の点が慈尊院ですね。
その西に進路を取り中国西安(昔の長安)へ行くと空海が2年間滞在した青龍寺が同じ緯度上にあるのも面白いですね。