下諏訪で一番旨いカツカレーを
35年ここで富吉食堂を営むご夫婦。ご主人はフランス料理のシェフのようなコック帽を冠っている。なんだか妙に似合う。
「下諏訪町で一番旨いカツカレーを食わせろ」と言ったら、2軒名前がでた。精密機械工場の経営者で、えっらいこの街に詳しい兄貴が「ここがいい」と推してくれたのが「富吉食堂」だ。
この店の近所のおじさんは、とにかく味噌汁のんでみてくれと笑う。「どう、味噌ラーメンじゃない?」鶏で丁寧にひいた出汁が笑えるほど旨い。確かに味噌ラーメンのようだ。一味唐辛子が欲しくなる。もやしも入っている。
もう秋宮さんの前で蕎麦を食べて、腹いっぱいなのに。カツカレー談義をしていたら、本当に食うことになったので後に退けない。さらに、ここに来たなら鶏の唐揚げも食えと。縄文時代はここが諏訪湖の水面だったとか言いながら、学校や墓地の際、断層崖を感じながら歩いた。御田町や下諏訪駅から10分。やや遠い気もする。でも、地図で見ると甲州街道から入ればすぐ。
確かに鶏の唐揚げは安くて「え?」って位の量があって食べ切らんほど。また食べたい。
小上がりで町内会の役員達が集まって、やっぱり大量の唐揚げを囲んでいる。
なんだろう、地元の会合に混ぜてもらったような気分。やたら気さくに声をかけたり、かまったりしてくれるので旅情が増す。
カツカレーは、やっぱり鶏の出汁なのかな。旨味が強い。いい塩加減だ。スパイスの量は十分。辛みは中辛程度で誰でも食べられそうだ。これいける。味の濃いのが好きな人はとんかつにウスターソースとか、醤油をかけてもいける。小麦やラードで無理にとろみを付けていないソースがさっぱりと旨い。揚げたてのカツは満足のゆく大きさと量だった。東京行きのあずさの最終に間に合いたいのだけど、注文されてから作るから、友人がやきもきする。急いでいる人から見れば、えらいゆっくりに感じるけど、もちゃんと間に合って、食って帰った。(2013.10.19杉山幹夫)
店は甲州街道からほんの少し路地を入った所。地元の人しかいかないだろうなあって住宅街。漆黒の闇に古い看板が浮かび上がって、最高の旅情。
名称 |
富吉食堂(とみよししょくどう,Tomiyoshishokudō) |
所在地 |
〒393-0031 長野県諏訪郡下諏訪町東豊6267−2 |
営業時間 |
午前:11時~14時頃 午後:17時~21時頃 |
定休日 |
毎週木曜日 |
ウェブサイト |
(ここにリンクを追加します。) |
設立 |
昭和53年 |
価格帯 |
(平均的「メインディッシュ」の価格) |
支払い方法 |
(現金、小切手、クレジットカード、その他?) |
車椅子でのアクセシビリティ |
(階段、化粧室、手すり、通路の幅?) |
から揚げが美味しくて持ち帰りで良く食べてたよ
お店の情報をお聞きしようと、突然お電話させて頂いたのですが、快く教えていただきました。
上の記事でもふれていますが、お店での一番のお勧めはなんですかとお聞きしたところ、「若どりのから揚げ」との事。
ボリュームもあり、ジューシーなから揚げなので、お立ち寄りの際には是非!
お電話させて頂いたのが丁度定休日だったのですが「ネットで紹介させてください」とお話させて頂いた所、 「どうぞどうぞ、ありがとうございます」と・・・ 美味しい料理頂けて、色んな方と仲良くなれる場所を提供して頂いたのに ホントこちらこそなんですけどといった気持ちが強かったです。 そういった意味では地域の小さなお店とか普段生活では中々気づかないですが、人の良さとか続いている理由ってあるんだなと実感できました。
また、後日談ですが親に話をした所、
「(昔、近所に住んでいた)そこなら知ってるよ。おじちゃんとおばちゃんでやってて、から揚げが美味しくて持ち帰りで良く食べてたよ」なんて、反応が!
え?!私知らないんですけど。と思いながらも昔話を談笑する事が出来、地域に味と人の良さが根付いたお店なんだなと改めて実感しました。
持ち帰りも出来るようですので、近々再度立ち寄り、夕飯の一品に加えたいと思います。(記:中條)
追加ルー
以前から行ってみたかった富吉食堂さん。場所を知っていないと(知っていても難しそう)、全体に発見出来なさそうな住宅街に、突如現れる富吉食堂の看板。お勧めの若鶏をみんなでシェアして、カツカレーと味噌汁をオーダー。普段の自分ではあり得ない組み合わせですが、郷に入りては郷に従えということで。
さて待望のカツカレー。カツがしっかりしているのとルーが薄めで、それが逆にカツのうまみも堪能出来る感じで、とても美味しい。さらにマスターが”うちのルーは薄いので”ということで、どんぶりに追加ルーを入れて出して頂いた心遣いでさらに美味しさUP。カツを食べた後に追加ルーを掛けてご飯と食べると程よい濃さでした。セロリや瓜の漬物等も自家製でとても美味しかったです。
そしてこちらのスチールサッシの装飾ガラス窓!
背景のグリーンと逆光で協会の、ステンドグラスのようでとても綺麗でした。
料理にしても町並みにしても、下諏訪町に来るといつも何か本質的な豊かさを気づかさせてくれる気がします。
このような豊かさを保ちながら、利便性や快適性を兼ね備えた生活圏を生み出して行ければと常々思います。
(2013.11.13 久保和樹)
そして、 その他の情報 はこちらに書き込んで下さい! http://local.google.com も簡単に場所や営業時間を検索できて時には良いですが、 それよりも電話帳で探して、問い合わせてみて下さい。あなたの入力出来ない項目は削除して下さい。あるいは、さらにそれらの不足している情報を探し出して下さい!
関連リンク
- ここに関連リンクを追加します。