「おおばんぶるまい」という単語の語源にも梅が関わっている。

「おおばん」はもともと公家社会での供宴のことだった。

鎌倉時代になると、大名が正月の祝膳を将軍に県序数る武家社会の主要な行事となった。

これには、うちアワビ、クラゲと共に梅が添えられていた。

そして、この言葉が江戸時代に一般庶民にも使われるようになり、一般社会に浸透していった。