6.世界を変える

生命を理解して世界を変える

・何をもって「公共の利益」とするのか意見は一致するのか?

・生命への理解が深まることにより生じる疑問に答えるには本音の議論を続けるほかない。

・このような議論の際科学者は特別な役割を果たす。

・理由は、議論が前進するたびに得られる恩恵や、起こりうる危機について説明しなければいけないからである。

・議論の主導権を社会全体である必要があるので、政治的指導者たちもこのような問題に関与するべき。

・だが政治の出番が科学より「後」であって「前」ではない。

・この順番が逆になったとき悲惨なことになる。

・公共の利益に関する議論は知識、証拠、合理的な思考によってけん引されるべきでイデオロギーや根拠なき信念や欲、過激な政治思想によってではない。

・人生をより良いものにするために自分たちが行動するかどうかを決めるのは我々であり、それは我々だけでなく来るべきすべての世代、生態系のためでもある。

・我々を取り巻く生き物の世界は尽きることない驚きを人間にもたらし、存在そのものを支えてくれる。