〜冬の室蘭散歩〜2018.2月 について知っていることをぜひ教えてください

2017年から2018年にかけての冬シーズンは 寒さは厳しく積雪量も多く 北海道ばかりでは無く全国各地で様々な被害が出る、、、という状況。
何日真冬日が続いたのかわからないぐらいに 町中が冷え切っている。

「はやく春にならないかなぁ…」誰もがそう思っていた 2月のある日。プラス気温と懐かしい青空に胸が踊った。

こんな日はお出かけしなきゃ‼︎

先ずは 美味しいものを食べなきゃ始まらない‼︎行きたかったラーメン屋さん『じぇんとる麺・弥生店』にて 美味しい‘アゴ醤油ラーメン’を頂き お腹も心も満たされ お散歩へ!

ゆっくりと歩く時間が なかなか取れずにいる日常。砂浜を歩きたくなり大好きなイタンキ浜へ。

潮が引いている。今日はかなりトッカリショの近くまで歩いて行けそうだ。
猫に小判・・・使い方が全く理解できていないカメラを首にぶら下げ砂浜を歩んでいくとお散歩帰りの方とすれ違う。
「こんにちわ」とご挨拶させていただくと「おっ!撮影かい?今日はいい写真が撮れるぞ!頑張っていってらっしゃい!」と。
優しいエールに足取りはさらに軽くなる。


 

トレイルの下にあたる場所から見上げると 自然が作り出した美しい景観が鮮やかにそこにある。

以前歩いて見たどの季節より美しく見えるのは 冬の澄んだ空気のせいなのか 久しぶりの青空にイタンキも喜んでいるからなのか。

歩く場所によって 寒さで硬くなっていたり 流れてくる雪解け水を含み柔らかかったり。
いろいろな感触が足に伝わるのも楽しい。

岩がごろごろと点在する場所まで進んでみると見たことのないその姿に 見ほれる。

降り積もった雪が波をかぶり凍り付いているところと 常に波を浴びて海藻を纏っているところのコントラストが素敵だ。
まるで和菓子職人が”冬”をテーマに作り出したお茶菓子のよう。

クジラ半島に向かって帰ろう。冬の小さな冒険を終えて。

 

(撮影・文 中村麻貴)