北京亭 について知っていることをぜひ教えてください

「チャーメン?こーれ、旨い!〆に最高だ。また食べたくなる」「もう一杯たべたら?」「がははは」

 

北京亭中央店

〒051-0011 北海道室蘭市中央町3丁目7−4
電話: 0143-23-3953
定休日: 日曜日 ・ 第1月曜日
営業時間: 昼/11:30~14:00 夜/17:00~25:00

室蘭市の中央町、港町室蘭の中心に遅く迄やっているラーメン店。
ここは、醤油ラーメンが旨いかも。
1958(昭和33)年室蘭中央町で創業。今は二代目の兄妹でやっている。


常連さんの大歓迎


入るなり、地元の兄さんが「おう、三人分空けといたぜ。おそかったじゃねえか」と着席を促すわけで。
僕らと楽しく話してビールを注いでくれる。

「なに、お前室蘭か、そっちの二人は?え?札幌。人の街にくるのに、なあに無精髭ははやしてんだ」といきなりの大歓迎。
兄さん、といっても、60を過ぎているという。でも、丸刈りの髪は真っ黒で、ラガーシャツの白い襟が立っている。
彼が食べていたのはチャーメン。

 僕が醤油ラーメンを頼んだら「なに、てめえ、いまチャーメンの話してたんじゃねえか」と大笑い。

 勿論、三人で、チャーメン、炒飯、醤油ラーメンを分担して頼む。

 味?そりゃまた食べに来たい。醤油ラーメンン650円は室蘭製麺の小麦の味と、懐かしい豚と鶏だけの出汁。
 

 炒飯は、紅ショウガではなく、福神漬がのっている。これがシンプルで食欲をそそる優しい味。連れと回し食べ。





兄さんがチャーメンの食べ方を教えてくれる。言葉は命令なんだけど、すごく優しい。
「そーだ。まーず、塩味のまんま食べてみれ。旨いから。それで、っ全部かけんなよ。試しに、一カ所に酢かけてみんのさ。そんで、旨かったらいいんだ。あとは、ソースも同じようにやってみれ。それぞれ旨いから」。
 

連れは「こんなの〆に最高だ。札幌にはない味だ、すげー。絶対また食べに来る」という。地元の友人も「なんだろ、凄い大ファンというのでのないんだけど、時々、無償に食べたくなるんだよね」という。

この気さくさ、ナポリのイタリア人か?いや、東京の神田の衆を思い出す。港で栄えた都会性ってやつかな。なんの警戒心もない受け入れのよさが、室蘭の港の中心、夜中の中央町に響き渡る。

「俺はよ、ずっとここで生まれ育ったからよ。今日はたまたま、中島で飲んで室蘭に帰ってきたんだ」。

室蘭市内の人々はこの界隈を室蘭と呼ぶ。他は、市内、東室蘭駅の近くの中島町とか、輪西とか、母恋とかはそのままの町名で語る。室蘭という帰属意識の他に、さらに街ごとの名前で呼び合う町ごとの独自性がいい。


深夜、灯りが消えて眠る中央町で、煌煌と灯る光をみつけて有り難い。

(2014.9.10 杉山幹夫)


チャーメンの記憶


ここのチャーメンの記憶は今から40数年前に遡ります。(昭和40年代の事です)
父親が夜中たまに買ってきてくれたお土産・・・今から思えば仕事帰りに呑み会やマージャンして帰ってくるときの折り詰め
これが旨かった・・・

寝ている所を起こされる・・・
何事か?っと目を開けると母が「父ちゃんお土産買って来てくれたよ!食べる?」
聞くや否や布団からガバっと跳ね上がると茶の間へ(狭い家なので隣の部屋でした)
そこにあったのが北京亭のチャーメン・・・テンション上がる寝起きの食いしん坊

こんな昭和な風景を思い出しました・・・

追記〔2014.9.15 櫻井 孝

プロの料理人


北京亭は 味は もちろんですが、マスターの 料理を作る リズム感…長年身体に刻み込まれた動きが素晴らしいです(^-^)
特に炒飯炒麺の時は、見ていてプロなんだなぁ…って感激しちゃいますよ。
是非、料理の味とともに…(^-^)

追記〔2014.9.17 中村 麻貴 〕

このWikiを読んで寄りたくなった


夜更けに羽田から新千歳、そして汽車を乗継ぎ室蘭へ到着。以前からLocalWikiを読んで気になっていたお店がここ北京亭。
22時過ぎの来店にもかかわらず席は満席に近く老若男女を寄せ付ける魅惑の料理屋。
チャーメンは塩と魚介ダシが効いた独特の味わいで、スルッとお腹に入ってゆく。お隣のご婦人はチャーハンに舌鼓を打ち
気になったものの食べ過ぎはイカンイカンと次来た時の愉しみにとっておくことに。

この店は、夜の帳が下りた頃活気づくこの街に居続け、しかし、昼も夜も変わらずこの港町に寄り添い続けてきたのだなと
ふと食べ終わって思ったのだった。
 

追記〔2014.12.15 tosseto 〕

 

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