「鉄の町・室蘭」
長い間そう言われるのが好きではなかった。
高度経済成長の時期を過ぎ、「鉄冷えの町」などと言われるようになってからは尚更の事。でも工場はずっと変わらず働き続けてきてくれた。
自分の町の経済をずっと支えてきてくれた「工場夜景」の美しさを発信しようと頑張る人々の思いが少しずつ伝わり始め波になる。
今まで当たり前に近くにありすぎて気づかずに過ごしてきた。この姿に。
2015.11.21 撮影荒瀬 宗之
2015.11.21 撮影荒瀬 宗之
撮影荒瀬 宗之
撮影荒瀬 宗之
2016.7.11撮影荒瀬 宗之
2016.7.11撮影荒瀬 宗之
2016.7.13撮影荒瀬 宗之
2016.9.11撮影荒瀬 宗之
2016.9.5撮影荒瀬 宗之
2016.9.26撮影荒瀬 宗之
「工場のある町を思い出す場所」
映画やドラマで工場のある町に工場の音が流れるシーンはどこかノスタルジックなシーンだったりします。
しかし工場のある町に産まれ育った自分には工場の音は生活の中にあった、しかもごくごく自然に…
潮見公園では波の音がイタンキ浜から登ってきますがそこから私たちがマンチェスターの丘と呼ぶ小高い丘に登ると工場の音が響いてきます。
私たちが生活の中で自然にリズムを打つ鼓動のように…
それはとても心地よいノイズ!
あーこの町に育ったんだと強く感じる場所です。
写真・文 Takashi