私たち2年生は2015年10月7日~10月15日、日本から飛行機を乗り継ぐこと約14時間、異国の地であるアメリカにあるミネソタ州に足を踏み入れた。

なかでも今私が伝えたいこと…

それは海星学院の前身であるカトリック女子高等学校の初代校長であったシスターオリビアとの面会できる機会を得たことである。
彼女は現在91歳。だが91歳とは思えないくらい元気で健康であり、私たちがあいさつをすると「ようこそ」の目で相手側も挨拶してくれたのを今でも覚えている。

私はここで2年生の代表でシスターオリビアに挨拶を英語ですることになっていた。
みんなの前でしゃべるということもあり正直とても緊張していたがシスターオリビアは真剣な眼差しで私の片言の英語を最後まで聞いてくれた。
この優しいシスターオリビアがいたからこそ今の海星学院があり昔のカトリック女子高等学校が建てられたのだと思う。

「もし、これからも健康で元気であるのなら、いつか海星学院に来てください。」
と英語で言ったとき、シスターオリビアが最高の笑みを浮かべて、

「Of course (もちろん!)」
と英語で返事を返してくれた

挨拶後にこちらが話しかけたり会釈を交わししたりすると、笑顔で、かつ日本語と英語を器用に使いこなしていたことが印象的だった。

最後にシスターオリビアとお別れするときに握手を交わしてくれた。
その握手からは何かとても強い力を感じた。