神倉神社 は、熊野速玉神社の摂社であり、世界遺産である。

上倉神社のご神体は、山頂にあるゴトビキ岩と呼ばれる巨石。

上倉神社の特徴の一つは、538段の自然石(花崗岩)を組み合わせてでできた不揃いで急な石段。下るとき見下ろす傾斜は足がすくむ。1193年に源頼朝が寄進したと伝えられる。

全国的に勇壮な火祭りとして知られる、お灯祭りはこの急な石段を一番に駆け下りる者を競う。

上倉の信仰は岩そのもにに対する信仰で古神道を実感できるすばらしい風景。