きっといつか道路沿いの木漏れ日がなくなるぞ について知っていることをぜひ教えてください

 何気ない道路沿いの風景ですが、写真左の木を見てください。高圧線がないのに木の芯が切られています。それも幾本も切られています。これはきっと道路に枝が押しかぶせそうになったから木の芯をズバッと切ってしまったと思います。管理するほうはクレームも減るし、台風を気にしなくていいしその方が楽ですよね。でもこのままこのやり方を続けていくとどうなるか?

 道路に木がトンネルの様にかぶさってきて木漏れ日の中を車で走ったり、新緑のトンネルの中をぬけると体も心もリフレッシュされるほどの素敵な体験ができるのですが、その木漏れ日がなくなるのではないかと危惧しています。

 そしてこの様な木の切り方は問題があります。切り株を処理していないので切り株から水が入りやすくなり木は早く腐るのです。ですからこれらの木は早い時期に道路に倒れてしまう可能性が高くなります。どうしてこのような切り方をするのでしょうか?仕事を増やしていると疑われてしまうようなやり方です。実際、仕事のために木を速く腐らせていると思っている方もいるようです。

 このような場合は、いっそのこと根元から切ってしまったほうがいいと思える木もしばしば見受けられます。この仕事を見ているとまともに樹木を扱える業者さんがいないとも考えられますが、ある組織の方に聞いたらそればかりではない様です。ただ単純な枝払いだけの支払いしかしていないようです。ですから「風景や景観を考えた木の処理をして欲しい」というとにらまれてしまいました。すると発注者は工事業者さんにぎりぎりのコストしか支払っていないので十分な仕事ができないとも考えられますがいかがでしょうか?

 とにかく全国の道路管理者さん、道路沿いの木漏れ日をこれ以上壊さないでほしい。