ランポッケ岬の旧道(九十九折)手前の防空壕 について知っていることをぜひ教えてください

 ランポッケ岬は江戸時代から交通の難所であったが、岬の西側の九十九折のジグザグ道が早くから作られていたらしい。近年、崖の崩壊防止など法面工事でほとんど失われてしまった。おそらく昭和56年~58年にかけての水害により周辺の斜面がことごとく崩壊したので、その後数年以内に九十九折は消えたのだと思う。

 室蘭側のふもとから九十九折へ向かう途中に第2次世界大戦の戦争中にたくさんの防空壕が作られたと聞いていた。しかし、遠くから見えないものだと勝手に解釈していた。ところがいつもの国道を室蘭から登別へ向かって車で走行しているときに急にその防空壕が目に入ってきたのだ。そこで急いで坂のピークの脇に車を止めて歩いて国道を下りて、望遠300mmで防空壕を撮影してみた。登別本町には西胆振の防空壕を調査研究している鈴木さんという方がいると市史編纂室の玉田さんから聞いているが、こんなにたくさんの防空壕を見ていると一度鈴木さんのお話を伺いたくなってきた。