解体予定家屋からお宝が出た について知っていることをぜひ教えてください

 令和元年5月21日、取引先から解体家屋の水道工事を請け負い、申請書印鑑が必要なのでそのお客様のところへ伺った。私が解体家屋の持ち主は必ず聞くことにしているのことがある。「亡くなられた方はなにか歴史的な資料など残されていませんか?」ということだ。お話をする中で、なにか地図があるということをお聞きし、「ぜひ、見せてください」とお願いし、内部へ入り、巻物の様に丸められた紙の束を広げるとなんと驚いたことに私が現在調べている幌別鉱山町の昔の地図であることが見た瞬間に分かった。興奮ぎみにこの図面の見出しを見るとどうやら水力発電の詳細図らしい。この図面の概要を持ち主に説明し、貴重な歴史資料であることをお伝えした。そして市役所の市史編纂室か教育委員会に寄付することを提案させていただいた。

 最近は自分の親などが無くなったあと遺族の方や相続された方が遺品整理をするのだが、殆ど見ないままにごみとして捨てられてしまう実体を多々見てきた。なんとか相続された子孫などの方たちは親などの友人、知人などに親の残したものの価値や処分方法を尋ねて見られると貴重なお宝もごみとなることが減るのだが・・・。