阿久津さんの石碑の石灯籠 について知っていることをぜひ教えてください
平成30年4月15日の「行き当たりばったり体験隊」の体験調査で見つけた石灯籠をご紹介します。登別市内本町のアオノ産資付近の安政の道の東側に[阿久津竹三郎記念碑」があります。この記念碑は登別市内で登別軟石を活用した石材彫刻師として活躍した菅原長一郎さんの作品と思われます。菅原さんのお孫さんに聞き取り調査を行ったとき、見せていただいた資料の中から記念碑の一部の図面が見つかりました。この図面には昭和4年10月の記載があります。その後に製作したとおもわれます。石碑の左右にある石灯籠は昭和10年と書いていたと思います。
記念碑内には石灯籠が写真のものを含めて3基ありますがこの石灯籠だけデザインがかなり変わっています。龍の彫刻が施されています。昇り竜と下り龍というのでしょうか?とてもおしゃれで粋なデザインの石灯籠なので思わずシャッターを切ってしまいましたが、このほかの石灯篭は写していません。それほど印象的な存在に感じました。また、写真には杉山さんが石灯籠と一緒に写ってくれて大きさとか存在感を引き立ててくれました。ありがとうございます、杉山さん。