近所を散策される方へのご案内

◎ゴルフ場が絶景です。都道を右に上りガソリンスタンドを右に登るとすぐです(約五分)

◎ななみ沢の展望台(天気の良い日は左に富士、右側前方に房総半島の絶景です)

 都道を左に降り三叉路右にトンネルを二つ過ぎると岡田橋の先左側です(約五分)

 

 

島を回ってきて、夕食を待つまで。朝食を食べて、船が出るまで。

旅行の中では、ちょっとした隙間の時間ができる。

 

朝海館には、そんな時間への「おもてなし」が用意されていた。

客室から玄関に繋がる廊下の、一番目立つところに貼られた手書きの案内。

 

 

ある冬の朝、ちょうど時間があり散策してみた。

 

朝海館の目の前は都道。

1つ目の案内ポイントへは、宿を出て右へ。

200mほど登ると、案内の通り、ガソリンスタンドがある交差点に出た。

交差点には岡田郵便局や商店「げんじや」もある。
 

 

右に曲がり、いくつかの家を通ると、段々と森が濃くなってくる。

割と坂が登っているので、身体がぽかぽかしてくる。

しばらくするとゴルフ場の門が現れた。クラブハウスの建物は正直古いが、左を見るとまさに絶景。

ここはペブルビーチ?

 

この日は生憎曇っていたが、陽が射していたら一層素晴らしかっただろう。

切り立った崖と海に向かって打ち下ろすコース。

お金が続かなくてゴルフは封印してしまったが、ここでならやってみたいと思った。

 

 

2つ目の案内ポイントは、宿を出て左へ。

緩やかにカーブしながら下っていくと、案内の「三叉路」が現れた。

写真右奥方向へ進む。手前左手は岡田港に続く。奥の左手は都道の旧道。

 

都道もこの区間は特に最近整備されたのだろうか。立派なトンネルが続いていく。

案内の通り、2つのトンネルを越え、深い七間沢にかかる岡田橋を越えると展望台があった。

富士山から房総半島まで広く見渡せる。

ななみ沢の展望台。綺麗なトイレも完備。

 

犬の散歩に来ている方が居た。

「よく来られるんですか」

「そうね。旧道もあって、そっちは車が通らなくて、のんびり犬と歩くのに良くってね」

 

帰りは教えてもらった旧道を通ってみよう。

岡田橋を戻ると、トンネルを巻く形で海側に旧道が通っている。

旧道からは岡田港が見渡せる。天然の良港であることが見て取れた。

 

 

案内の通りどちらも絶景で、またひとつ大島の思い出ができた。

ひとつ注意。「約五分」は片道の時間。しかも五分で行くのは結構きつい。

島人」の時間感覚で、余裕を持って行くのが良い。

 

 

 

 

 

 

 

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