私が総合実践で一番印象に残ったのはオータムフェスタです。

 当日、自分のほかに女子5人程で販売実習を行い、大通公園で現場設営する人と蜂蜜の瓶にラベルシールを貼る作業をする人で別れ、私は瓶にラベル貼りを担当しました。

 貼り終わった後は現場に向かいました。その日は天気がいい日で、出店で食べ物を買ってる人やパラソルがついているテーブルのベンチに座って涼んでる人など沢山いました。

 前を通りかかってこっちを見てくれる人はいても足を止めて商品をじっくり見てくれる人は少なく、3人ほどで声掛けや味見を積極的に行い、客寄せをしました。蜂蜜を買ってくれたお客さんの中では前から大通高校の蜂蜜を知っていてまた今年も買いに来てくれた人が多かったです。

 特に味見をした人が買ってくれる確率が高くて、一つ味見をすると他の蜂蜜も試食するお客さんも多かったので、それぞれの蜂蜜の味や特徴を覚えて、それを口で正しくお客さんに伝えるのが大変でした。私はなんとなくしか覚えておらず、どの木から取れたの?など聞かれると焦って答えることができず、他の仲間に教えてもらい難を逃れることがしばしばありました。

 どの蜂蜜が前回一位か聞かれることがとても多く、それがよく売れていたのでその商品の良さを簡潔に正しくPRすることの重要さを学べました。それと、いつでも落ち着いて対処する大切さを知りました。

 チャレンジオータムは4時間行いました。私はバイトをしていなかったのですが、チャレンジオータムの後半になると疲れて声掛けを怠ってしまいました。遠くでこちらを見ているお客さんにも味見を勧めに行かず、ぼーっとしていることが多かったのが、反省点です。私は4時間でこんなに疲れてしまったので、何日も何時間も働いている社会人や学生さんの凄さを改めて実感しました。

 二日目は台風の影響でなくなってしまい一日だけでしたが、自分から体を動かして実践を経験する活動にはあまり参加していませんでした。総合実践で、自分が声をかけたお客さんが商品を買ってくれた時の喜びや、普段話さない仲間と協力する大切さなど普段体験できないことを沢山学べて、楽しかったです。