「きっかけ」

 大通高校へ入学を決めたきっかけが、姉がやっていたミツバチプロジェクトという存在を知ったことでした。

 高校生が自分たちでハチミツの販売活動を行うことに惹かれました。

 その商品の価値をどうすれば消費者の心をつかめるのかを考えたり、家でポスター作りなどをしている姉の姿を見て普段何も考えてなさそうな人がこんなにも真剣に何かをやっていることに正直驚きました。

 それだけのめり込めるものがどんなものなのか知りたくて、大通高校に入りたいと思いました。いざやってみると当然簡単なものではなくて、どうすれば相手に伝えられるのかと悩みました。

 そこで以前授業で「物が売れない時代にどうやったら売れるのか」という話があり、 その時に学んだことが、他の商品との違いを説明したり消費者の目につくようなデザインにするということでした。

「実践」

 授業で学んだことを生かし、他のハチミツとは違う部分を細かく伝え消費者の気を引くため前日に経験者である姉に、それぞれの商品の説明を聞いてもらいました。

 その時に的確なアドバイスや、自分の知らなかった情報を教えてもらい 何年もたった今でも学んだことを覚えている姉を見て自分もこうなりたいと思いました。

 そこで本番当日、それぞれのハチミツの違いを自分で説明することができ、さらに試食などでハチミツを実際に味わってもらい、自分の好きなハチミツを見つけ何個も買っていただくことができ達成感を感じました。

「接客」

 接客に関しては、アルバイトでいつもやっているように緊張せずに笑顔で接客をすることができたのですが、普段のアルバイトは一人のお客さんと関わる時間も長くその分時間をかけてお客さんの心を掴めるのに、 オータムでは自分たちの他にもたくさんのお店があるため、滞在する時間も短くて すぐに他のお店に行ってしまうことが沢山ありました。 そこで、来てくれるお客さんによって接客の仕方を変え、そのお客さんに合わせた対応をすると仲良くなり話も全部聞いてもらうことができました。

「最後に」

 入学を決めたきっかけであった、 ミツバチプロジェクトについてを総合実践でたくさん経験することができたので、 つぎはこの学んだことを将来につなげていきたいと思いました。