アヨロ鼻灯台周辺の現地観察会 について知っていることをぜひ教えてください

 佐藤さんのコーデイネートで観察会がスタート

 平成30年7月3日午後4時集合。白老観光協会の福田さんから声を掛けられて、「白老のアヨロ鼻灯台周辺の環境保全と活用を考える」という集まりの現地観察会に参加した。参加者は役場関係者や学芸員、アヨロ周辺の元住人、私の様にアヨロ周辺のことに興味のあるメンバーなど多彩な顔ぶれで雨模様にもかかわらず総勢20名ほども集まったようだ。

 町はアヨロ鼻灯台を海上保安庁から譲り受け、観光振興に活用したいようだ。また、地元アヨロではこの周辺に散策路を設けて自然や文化歴史などを多くの人に探訪していただくことも視野に入れているようだ。

 今回の現地観察会はワークショップ型式で進められ、まずは概要説明をコーデイネーターと思しき北海道造園設計の佐藤俊義さんが行ってくれて、資料などもいただいた。その後、みんなでホテルいずみ~東屋~観音堂~アヨロ鼻灯台~オソロコチ~などを回り、参加者が自由に昔話や歴史、自然などについて会話しながら移動し、白老町の学芸員の平野さんの遺跡や自然の解説話を織り交ぜながら、散策路のルートやビューポイントなどにどこがよいか知恵をひねって歩いた。その後、パークゴルフの休憩所になっている建物似集合したあと、駒澤大学の岡田路明先生のアイヌ語地名の解説やポンアヨロ地区のすばらしさについて講義を受けた。次に、参加者が感じたことなどを自由に発言し、付箋にメモし、壁に貼り付けてあった地図に張り付けって意見交換を行い、散策路のイメージを膨らませた。

オソロコチ付近を眺める

意見交換を集約した地図