皆さん、ウツボと聞いてどのようなイメージを思い浮かべますか?きっと海のギャングという別名を思い浮かべた人もいるでしょう。海のギャングと呼ばれる所以は、鋭い歯

から来ています。また、黄金伝説では芸人の濱口優と幾度となく名勝負を繰り広げています。

そういったイメージがあってか、ウツボはとても凶暴なイメージが染みついています。しかしそうではありません。実は臆病な性格といわれ、ダイビングをしていて遭遇しても咬みつかれることはないようです。

さて、田辺にはいろいろな海鮮の名物があります。例えば、イサギやシラス、ヒロメなどがあります。その中の一つにウツボがあります。ウツボは何とも毒々しい皮の色を持っていますが、皮をはいでみるととてもきれいな白身の身がでてきます。また身の質はとても締まっていて癖がなくとてもおいしいです。

ここからはそんなウツボを使ったウツボ料理を紹介していきたいと思います。1番目にウツボの薄造りを紹介します。身は透き通るように美しい上質の白身で弾力があり、うす造りにするとフグと間違える位の美味しさです。二番目にウツボのたたきを紹介します。「たたき」は火であぶったウツボを一晩寝かし骨を抜いて薄くそぎ切り。ネギやニンニクの葉、ショウガやミョウガを刻み入れポン酢で食べます。薄造りとは違い、皮が香ばしく薬味もあるのでおいしいです。三番目にウツボの唐揚げを紹介します。ウツボの皮ごと揚げるので、皮がサクサクになり、中からウツボの脂とうまみが溢れ出します。ご飯にもぴったりなおかずになります。最後にウツボの佃煮を紹介します。醤油やショウガなどで甘辛く炊いているのでご飯の友にはぴったりです。

このように、ウツボはとても美味しく、また様々な料理があります。僕も最初は本当に美味しいのかなと思っていましたが、食べてみるととても美味しかったです。スーパーや鮮魚店でもウツボは売っているし、銀ちろや一吉でもウツボ料理は取り扱っているのでぜひ食べてみてください。