稲荷神社の粥占い ~1年の豊凶が決まる!?~

 

粥占いとは?

小豆がゆを炊いて農産物などの豊凶を占うもの。

田辺市の無形文化財に指定されています!

毎年2月の二の午(うま)の日に伊作田稲荷神社(いさいだいなりじんじゃ)で行われています。

伊作田稲荷神社は、田辺市立稲成小学校からおよそ徒歩5分ほどで行くことができます。

 

粥占いの手順

① 大きな釜を使って、小豆がゆを煮立てておきます。

 

② 皮をはいだ約10cmの細い竹筒に、占う作物の番号(2016年は121品目)を印します。

 

③ ②を小豆がゆの中に一斉に入れます。

 

 

④ しばらくかきまぜながら煮続け、竹を取り出します。

 

⑤ 竹を割り、管に入っている粥の量上・中・下の結果を出します。

 

2016年の結果

上・・・ミカンの日南早生やカツオ、小菜、キンカン、ワカメ、アジなど

中・・・早稲米、桃、菊、ヒジキ、アなど

下・・・ブロッコリー、ジャガイモ、キヌヒカリなど

 

終ったあとには・・・

占いで使われた小豆がゆが振舞われます!

そのあとには餅まきも行われ、老若男女が盛り上がります。