住宅街を歩いていくと、突然西洋風の小さな公園が見えてくる。

緑が豊かで、季節の花々が植えられている。トンボや蝶も飛んでいて、自然に囲まれながらリラックスすることが出来る。

噴水の下には水受けがあり、お世辞にも綺麗とは言えない。でもだからこそ、地域に愛されてきた年季を感じることが出来た。1930年からの古き良き横浜。

左右対称な作りで、真ん中には小川が、左手には幼児が楽しめるように遊具が置かれた公園が、右手には大人が涼めるような庭園が広がっていた。

 

木曜日の昼下がり、公園に訪れる人には様々な人がいた。子供連れのお母さん、小川で遊ぶ子供たち、散歩と運動に訪れるおばあちゃん、仕事の休憩にお茶を楽しむ女性、待ち合わせに利用する若者。

安らぎと落ち着きを与えてくれる地元の雰囲気。地域の人に長く愛されてきた横浜の歴史と魅力を感じられる公園。

 

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