「いやじんじゃ」と読みます。くまのではありません。

祭神は伊弉諾神、伊弉册神、大日霊如来です。

由緒は三重県の有間に関わり、有間は本宮に関わります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　有間については、「炭焼きを生業とする集団が縄文晩期に大挙して出雲から紀伊に移住した」と言う伝承があり、また「朝鮮半島から出雲東部に渡来した有馬氏がスサノオ信仰を持ち、これを紀伊に伝えた」ともいわれています。　　　　　　　『古事記』に「今、出雲国の伊賦夜坂と謂う」とあり、死者の国との境である黄泉比良坂、を言うようです。　　　　　この伝承に符合するかどうかは不明ですが、この熊野神社の由緒書に「往古、出雲民族が紀伊に植民する際に、　その祖神の分霊を出雲の熊野より紀伊の新熊野に勧進する途中、『当社に熊野神が一時留まりませる』と言う事が書かれている。紀州熊野のルーツに関わる神社です。　熊野王子社の岩内王子を合祀しています。

ーー神奈備氏HPよりーー