ばんば について知っていることをぜひ教えてください

岩見沢駅のホーム残る彫刻

かつて、岩見沢には競馬場があって、そこに土の上を鉄の橇を引く馬がいた。日本の馬、欧州などの巨大な農耕馬などが混ざったたくましい馬だった。なんで橇なんだろう。馬車じゃないんだろう。泥炭地や雪、雪解けでぬかるむ畑や田んぼ。考えてみたら、馬の働く場所は車輪など通用しない。橇に荷物を載せて、船のように、道も畑もぬかるんでいても、乾いていても、木の橇を引く馬が当たり前だったのかもしれない。

ばんばの直線コースには「山」があった。そこで登ることができず立ち往生するやつもいた。岩見沢競馬場がどよめく。橇の上のオヤジが、手綱のあまりで思い切り鞭を入れる。難なく登るやつもいる。耳に赤鉛筆を挟んでワンカップを飲みながら見ているオヤジ達は大抵タオルを頭に巻いていた。

岩見沢の田舎道、鉄の橇を引いて毎日訓練している風景もあった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/岩見沢競馬場