イタンキの草原に咲くエゾゼンテイカ 2016.6.6撮影 中村 麻貴

 

エゾゼンテイカ(蝦夷禅庭花)・エゾカンゾウ 【ユリ科ワスレグサ属 多年草 花期6~7月】

 

北海道の湿地・海岸の草原に生える。草丈50~80センチで茎先に 花径7~10センチくらいのラッパ状の花を3~10輪つける。
6枚に見える花弁は、内側の3枚だけが花弁で外側の3枚は萼が変化したもの。

朝に開花して、夕方にはしぼんでしまう「一日花」

花言葉 「憂いを忘れる」

 


2016.6.6。初夏のイタンキトレイル を訪れて、イタンキの草原や岩肌に咲く「エゾゼンテイカ」を初めて知った。

スッと伸びた茎。少し肉厚の黄色い花びら。笹の中にシャキッと立つその姿は 見ていてとても気持ちが良い。

大株のものは、数本の花茎が伸びている。

 

崖の下から上がって 岩肌に咲くエゾゼンテイカを見てみたい・・・そう思い立ってイタンキに。

大きな岩の下から上がるトレイルを見つけ、上を目指す。


 

心なしか昨日より緑の中に見える黄色が増えているような気がする。

 

朝に開花して、夕方にはしぼんでしまう「一日花」だというエゾゼンテイカ。

一期一会の花。

(2016.6.7 撮影・文中村 麻貴

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