本輪西遺跡 について知っていることをぜひ教えてください
室蘭市本輪西2丁目50番2号・3号・20号から42号、235番29号から31号・48号から102号・105号・108号・154号・165号
縄文(前・中期) の貝塚で土器と石器が出土していると室蘭市役所の室蘭市の埋蔵文化財のページに分類れている。これは、戦後発掘され、場所が特定できているのが、前期から中期の長期間にわたる遺構であることを示している。
縄文のまち連絡会や室蘭市教育委員会が発信している「縄文時代前期~続縄文時代(約6,000~2,000年前)」というのは、気温も下がり、海水面が下がって落ち着いた後の低地部分に存在した本輪西貝塚をさしている。
そして、「続縄文」という概念の提唱はこの本輪西遺跡の発見から行われた。室蘭市も加盟する「縄文のまち連絡会」のページで以下のように発信されている。
「宅地の中に広がる大規模な貝塚遺跡 宅地の中に貝塚の露出が見られます。ここでは3mを越す厚さの貝塚や炉跡、お墓などが検出されています。今日、縄文以後、弥生・古墳時代の道内文化は「続縄文」と呼ばれますが、続縄文提唱の地は実はここ。大正時代この貝塚の調査により、縄文以後の道内独自の文化が明らかになった」