カムイヌプリの北斜面は垂直に近い崖だね について知っていることをぜひ教えてください

 カムイヌプリの北斜面には垂直に近い崖がある。写真は自宅から見た北斜面の崖だ。黒い色のところは熔岩だろうか?何枚か熔岩の層の様な模様が見られる。もともとはある程度のゆるい傾斜であった地形が侵食により削剥されたと考えられるが、侵食だけでこの急崖を説明できるであろうか?

 平成元年にこのエリアの航空写真やランドサットなどの人工衛星写真を解析しているときにこの周辺の地すべり地形を見つけたことがある。この崖の下は長さが数キロに及ぶ巨大地滑りのブロックになっている。この先は自宅の対岸まで及んでいる。この地すべりの滑落崖の上にあるのがこの急崖だ。急崖の下の山が地すべりにより動いて、その上部が崩れやすくなりこの急崖ができたのでは無いだろかと、この写真を眺めてイメージを膨らませることができた。