樹木の葉が茂る前、残雪の森で植物を観察する
講師の宗廣さん(左)カレンダーの裏に書かれた図を持つ堀江さん。知里幸恵と知里真志保の父親、知里高吉が造園業を営み、その庭には、アイヌが利用してきた樹木が凝縮されるように集まっている状況を解説。狭い範囲の樹種の多さはまるで植物園。高吉とナミの間に生まれたのは1903年 6月8日。この頃に庭があったとしたら、100年を超え、逆に自然の森の様相となっている。
公園として整備されたポロトコタンの湖畔は遊歩道もあり、広く、明るく、散策がしやすい。多くの観光客を集めた重要な施設だという。逆に、原生林は葉が茂ると暗く、地面は湿り、歩くと靴は汚れるし、虫もたくさんいるので、人が気軽に入られない。白老のアイヌたちはこの大きな沼のほとりに移り住んだのは明治以降で、その前は海岸部に暮らしていたそうだ。
知里家の庭
知里幸恵 銀のしずく記念館を中心に様々な活動を展開している知里森舎
知里幸恵 銀のしずく記念館
・知里幸恵 銀のしずく記念館の管理運営
・知里幸恵を通してアイヌ文化を学ぶイベント、フォーラムの開催
・各種展示事業、アイヌ文化講座、知里森舎通信の発行
・アイヌ語地名フィールドワーク
・「知里幸恵 友の会」の運営
代表者 理事長 横山むつみ
会員数 53名
所在地 登別市登別本町2丁目34-7
知里家の庭で植物観察 について知っていることをぜひ教えてください
知里幸恵関連のページ