祖父や叔父の努力が見えてきます
夕方になると徐々に灯籠に明かりがついて行って外からの人が増えてきてにぎやかになってきます。地元の祭りが周囲からも待ち望まれているようで誇らしく感じます。日中の水かけ地蔵では、子供のころは町を練り歩いてジュースをもらって最後におこずかいをもらうというイメージでいました。大人になって子供を連れていくとしばらく会ってなかったおじいさんが軒先で水をもって待っていて、子供を紹介して水をかけてもらってと久しぶりにおじいさんに遊んでもらった気分に浸りました。大人になるとこの祭りを続けていくこと、運営することが大変なんだと感じるようになり、祖父や叔父の努力が見えてきます。
本当の「祭り」を楽しむ
千灯籠の魅力は”祭り”を楽しめるところです。ただ騒いで終わるだけではなく、風情や歴史があって水かけ地蔵や軒先の灯籠を見て歩けばそれを感じることができます。この雰囲気が良くて若者だけではなく子供や高齢者も楽しみにしているように感じます。地元に愛されている祭りが子供や孫の代まで続いて行ってほしいと願っています。