トレイル~守りたい場所~ について知っていることをぜひ教えてください

 


 

2014年秋に初めて知ったトレイル。初めて足を踏み入れた仲間との草刈。数日後念願かなって走ったトレイル。今まで大切に手入れされてきたことに感謝して、少しでも草刈のお手伝いをと、楽しみながらの単独草刈り。トレイルに魅せられた高山 幸子さんがトッカリショから、アマノ ヒロアキさんが日帰りで草刈りをしながらのトレラン。みんなが今まで知らずにいたイタンキ~トッカリショのトレイルに感動し、その雄大さに魅了されて、大切に大切にしていきたいと心から思った。

8月30日。東京から帰蘭された小瀬木 祐二さん、トレイルを私たちに教えてくださった杉山 幹夫さん、雨あがりのトレランでシューズをビショビショにぬらしながらも嬉しくて笑いながら走った櫻井 孝さんがトレイルを訪れた時、山の上が大規模に刈られていると・・・太陽光パネルが設置されるらしい。

その話を聞いたとき、胸が締め付けられた。あのすばらしいトレイルが壊されてしまう・・・そう思うだけで涙が出た。風で揺れ動く笹のように心のざわざわが収まらない。

 

「イタンキは死なないよ」「現地に行って確かめよう」仲間がそう言ってくれて目が覚めた。

 

Yasushi Hondaさんが一足先に確かめに行ってくれた。笹が刈り取られただけで、整地はされてませんでした」「どこまでパネルが設置されるかによりますけど、ぎりぎり通れるかな」

2015.9.5撮影Yasushi Honda2015.9.5撮影Yasushi Honda

 

勝手に山が無残に削られている姿を想像していた。ホッとして心のざわざわが落ち着いた。

自分もこの足で歩き、この目で見て確かめよう。

9月7日。気持の良い秋晴れのイタンキに向かった。同じ思いで一足先に倉地 清美さんがトレイルを歩かれていた。ユースホステルの丘の下から笹の小道を上がっているとき「おお~い!!」との声に顔を上げるとトレイルから降りてきた倉地さんが遠くから手を振っている。「行ってきまーす!!」と手を振りトレイルを進む。

 

 

確かにかなりの面積が刈られているが、今のところは、海側のトレイルは残っている。本格的工事が始まるとどうなるのかはわからないけれど・・・

「自分たちの出来ることをしよう」と仲間が言ってくれた。自分にできること・・・それはトレイルの素晴らしさを伝えること。何度でも。

 

大切な大切な場所。守るべき場所

 

 

秋晴れの素晴らしいトレイルを目いっぱい楽しみながら、イタンキ~トッカリショを往復した。

トッカリショからイタンキが見える場所まで来たとき・・・「マンチェスターの丘」にカメラを構え待っていてくれた倉地さんの姿が見えた。

2015.9.7 撮影 倉地 清美

 

 

2015.9.10 中村 麻貴

 

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