企業・団体対抗ハッカソン について知っていることをぜひ教えてください
アーバンデータチャレンジ2016 in Hokkido × Linked Open Dataチャレンジ Japan2016
室蘭市 企業・団体対抗ハッカソン
開催日:2016年11月14日(月)13時~15日(火)12時
会場:室蘭岳山麓総合公園宿泊研修施設 サンパワー380
主催:室蘭市、アーバンデータチャレンジ in Hokkaido事務局(室蘭市企画財政部ICT推進課)
後援:LODチャレンジ実行委員会、総務省北海道総合通信局、経済産業省北海道経済産業局、北海道、森町、オープンガバメント推進協議会
協力:北海道オープンデータワークショップ
チーム対抗で『観光』をテーマにしたアプリを作成
室蘭には工場夜景や室蘭八景、そして美味しい食べ物など、多くの素晴らしい観光資源があります。室蘭に行きたくなるような、室蘭への観光客がもっと室蘭を楽しんでもらえるような、オープンデータを使ったスマホアプリを企業や団体ごとでチームを作り、アプリを作成するイベント、ハッカソン開催しました。
このイベントは、アーバンデータチャレンジ2016 in HokkaidoとLinked Open Dataチャレンジ Japan2016の合同開催企画です。
参加チーム
- ESRIジャパン株式会社
- クリプトン・フューチャー・メディア株式会社
- 日鋼情報システム株式会社
- 株式会社jig.jp
- 株式会社HARP
作品条件
- 公共クラウド(観光オープンデータ)のデータを使用すること。
- その他、アプリの作成方法などについては問いません。既存のアプリやオープンソースの利用なども可。
- 作成したアプリのソースコードをGitHubにてオープンソースとして公開すること。
1日目・11月14日(月)
13:00~ 主催者挨拶(室蘭市、アーバンデータチャレンジ in Hokkaido事務局)
13:05~ 講演:株式会社jig.jp代表取締役社長 福野泰介氏
オープンデータとは?オープンデータがあると、どんなことができるの?といったことをお話しいただきました。
オープンデータを使うことで、より世界がつながることができる可能性を感じるご講演でした。
地方こそ、データを面白いデータがあり、それを使うことでより良いサービスにつながることが期待できました。
13:35~ オープンデータ活用事例紹介:森町役場総務課情報管理係 山形巧哉氏
北海道で、積極的にオープンデータに取り組み、次々と新しい挑戦をする森町から、オープンデータの活用事例をお話いただきました。
活用事例として、給食献立アプリ・オガルコを紹介いただきました。
13:50~ オリエンテーション(スケジュール、注意事項、アーバンデータチャレンジについて、LODチャレンジについて)
アーバンデータチャレンジとLODチャレンジについてご紹介
14:10~ ハッカソン
各チームでもくもくとハッカソン!各チームどんなアプリを作るのか!
18:00~ 企業・団体交流会&ライトニングトーク
交流会では、室蘭三大グルメの一つ室蘭やきとりを「やきとりの一平」、ピザを「マルメロ」、オードブルを「伊酒屋かっちゃん」にお願いしました。
室蘭の美味しい食事を楽しんでいただきました。
ライトニングトークでは、各参加チーム(企業)の取り組みなどをご紹介いただきました。そのほか、ハウモリ山形さんから「キロク乃キオク」や下山さんから「オープンデータソフトクリーム」も発表
20:00~ ハッカソン
夜中というか明け方までハッカソンをしていたチームもあります。交流を深める人たちもいて、出会いの場にもなりました。
2日目・11月15日(火)
8:00~ 朝食
9:00~ ハッカソン
この後の成果発表に向けて、最後の追い込み!
11:00~ 成果発表
① 日鋼情報システム株式会社
アプリ「写真からどこ行くの?」
9月に開催された「室蘭の観光を考えるワークショップ」で小学3年生の女の子が考えたアイデア「写真からどこ行くの?」を実現させてあげたい!との想いからアプリを作成。
室蘭のいろいろな美しい景色の写真が表示され、行ってみたいところをタップするとその場所の情報や行き方が表示されるアプリです。
距離の近い順、昼と夜で表示する写真を変えるなどの機能も。
アプリ「MUROSARU」
「室蘭が最終目的地ではない観光客が多い」というのが現状、、、室蘭に訪れるのは出張や登別で宿が取れなかった時なのでは?これを変えていかないといけない!
写真を見て、いいなと思ってもらい、室蘭に来てもらえたらいい!
写真を投稿でき、投稿された写真のうち、今いる場所から徒歩または自動車でいける範囲の撮影スポットが表示されます。行きたいところの写真をタップすると、室蘭の観光スポットを経由して道案内をしてくれるアプリを考えてくれました。
そのほか、室蘭のマスコット「くじらん」のスポットも探せます。
室蘭はいいところ!いいコンテンツがあるのに、情報が少ないのでは?もっと室蘭を広めたい!
アプリ「MorurRun」
室蘭の良いところを発信するアプリです。このアプリに投稿すると、TwitterなどのSNSに自動で投稿してくれる。いろんなSNSに投稿されることで、情報を見てくれる人は無限大になる!
地元の人や観光客に投稿してほしい。そして、アプリで投稿すると広告収入が入るというビジネスモデルも提案。
アプリ「AKIJIKAN」 忙しいビジネスマンの心の止まり木
登別や東室蘭駅周辺までは観光客が来ているが、室蘭駅周辺までは誘客できていない。室蘭の周遊観光ができていないのが課題。そして、地球岬は知られているが、それ以外があまり知られていない。
室蘭の観光客の1/3がビジネスマン。帰りの電車までの空き時間で観光できないか!?
無理なく回れる範囲で、簡単に観光場所を検索できるアプリ。そして、万が一に備えて避難所案内もできる。
⑤ 株式会社HARP
室蘭について詳しくなりたい。
アプリ「QUIZRAN(クイズラン)」
クイズで室蘭について楽しく詳しなれるアプリ。クイズに正解すると室蘭の写真を集めることができる。
そして、「あななたがマチの宣伝部長」という機能で、室蘭で良かったこと写真やキャッチコピーで投稿できる機能も。
審査発表
最優秀賞 クリプトン・フューチャー・メディア株式会社様
(各チームと審査員からの投票でもっとも票数が多かった作品)
特別賞
室蘭市賞 株式会社HARP様
公共クラウド賞 ESRIジャパン株式会社様
最後は室蘭市 青山市長からの総評
12:00~ 終了