信州自治体学会フォーラム2018 について知っていることをぜひ教えてください (参加呼びかけ文) 信州自治体学会フォーラム2018 21年を経て再び小諸で考える 中心市街地再生とコンパクトシティのこれから 信州自治体学会では1991年11月の設立総会時のフォーラムで中心市街地の課題を取り上げて以来、中心市街地のまちづくり、農山村部の地域づくり、そして自治体職員のあり方をフォーラムの主なテーマとしてきました。 1997年6月には第11回フォーラム「中心市街地再生を考える」を小諸市民会館で開催し、東北芸術工科大学水島孝治先生に講演いただきました。小諸市ではその後さまざまな 経過を経て、中心市街地に市庁舎、図書館が現地で新築され、JA厚生連の病院が隣接地に移転新築されました。そして、市ではツルヤ小諸店の休業を受けて現在「複合型中心拠点誘導施設基本計画」を策定し、公共施設、商業施設を集約する取り組みを始めています。再び小諸で中心市街地再生の今日の状況、コンパクトシティのこれからについて考えます。 ■主催 信州自治体学会 ■後援 自治体学会 ■日時 2018年11月17日(土) ■場所 小諸市市民交流センター2階ステラホール 小諸市相生町3-3-3 ...
信州自治体学会フォーラム2018
もっと活かそう、あなたの「まち」の可能性 ―阿智村清内路地区に学ぶ― について知っていることをぜひ教えてください 2015年11月15日 · 長野県地方自治研究センターの機関誌「信州自治研」2015年11月号に高橋寛治さんの「もっと活かそう、あなたの「まち」の可能性 ー阿智村清内路地区に学ぶー」が掲載されました。高橋さんから原稿を送っていただきましたの共有します。(土屋) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ もっと活かそう、あなたの「まち」の可能性 ―阿智村清内路地区に学ぶ― 地域プランナー 髙橋寛治 本リポートは、2015年7月24日に開かれた「みどりネット信州・政策研究会」における講演を編集部で要約したものです。 はじめに ただいまご紹介いただきました髙橋でございます。飯田市を活動の拠点として人口1000人以下の集落再生を手がけています。それは21世紀という時代は山村が主役になるであろうと確信しているからです。その中で今日は6年ほどお付き合いをしている下伊那郡阿智村の清内路地区の具体的な現況を話ししながら、山村の未来を考えてみたいと思っています。よろしくお願いいたします。 さて清内路地区は上清内路が200人、1㎞ほど離れた下清内路が400人で、併せて人口600人の旧村ですが、平成21年3月31日に阿智村へ編入合併しました。でも、そのような小さな山村で人口が増えてゆく兆候がみえだしたのです。平成25年には住む人が16名増えました。普通、人口は1%伸びるのが順調な伸び方だと言いますから、清内路は大きく増えてしまったのです。翌年リバウンドが来て大きく減りました。でも私は将来へ向かって確実に伸びると見ています。 自分の身につまされるのは飯田市の現状です。平成17年10月に遠山卿の南信濃村や上村が編入合併をしましたが、人口は減り続け2,3年の内には10万人を切るのではないかと心配しています。さらに合併をした遠山郷は「霜月祭」という神楽が続いている谷間ですが、市の美術博物館へ面など祭りの用具を寄託する集落が生まれています。集落で祭りが存続できなくなっているのです。この事実は集落機能が弱くなったことを示すものであり、この本質に手を入れない限り祭りだけが続くはずはありません。したがって、集落内での人口が伸び、そこで安心して生活ができる地域をつくることに取り組まないかぎり、イベントなどで祭事の所作を披露しても意味がないと思うのです。 清内路地区と人の動き ...
もっと活かそう、あなたの「まち」の可能性 ―阿智村清内路地区に学ぶ―
長島伸一先生の信州自治体学会についてのコメント について知っていることをぜひ教えてください 『地域づくりを考える』編者 長野大学産業社会学部 郷土出版社 1997年4月5日より 二、まちづくりの運動 ー栄村、望月町、飯田市の事例ー (一)はじめに 地域の教育力 「信州自治体学会という組織がある。学会と銘打ってはいるが、堅苦しい集団でない。県内の自治体職員が、まちづくりのキー・パースンの報告に耳を傾け、考えるヒントを互いに引き出してこようといった、地道な研究グループである。設立は一九九二(平成四)年。年二度の集まりは、九回を数える。数名の運営委員は、手弁当で企画を練り、開催地を持ち回りで決める。日頃から地域のまちづくり運動にアンテナを張っていなければ、企画はまとまらない。五年間の蓄積は、市民の運動に分け入り、キー・パースンを探し出してくる感度のいい公務員が各地に散らばっている、ということの証拠でもある。 住み心地のよい地域づくりに関心をもつ市民や自治体職員に出会うと、こちらも元気がでる。情報交換の、またとない機会でもある。だから、多少の無理を押しても、この学会には参加しようと努めてきた。それだけの値打ちが、この会にはあるということである。」103P (三)住民参画型のまちづくりー飯田市の事例 (略) 飯田のまちづくり 「しかし、それでは、いつまでたっても地域の教育力は引き出せない。高橋氏流の表現を模していえば、行政職員が「つくってやる」といった発想に立っている限り、どんなにハード事業を積み重ねても、市民の充足感は満たせない。市民と行政職員との協労システムをいかにして構築するか、まちづくりの鍵はその点にかかっているのである。 そのためには、行政職員が一市民として市民の創る研究会や運動の中で共に考えていく器量がなければならない。市民の側にも、感度のいい公務員を取り込めるような器量が欲しい。そうでなければ、協労システムなど成立するはずもないからである。飯田歴史大学や人形劇カーニバルは、そのための息のながい実験と見ることができよう。 ところで、高橋氏は、小論の最初にふれた信州自治体学会の運営においても、なくてはならない人である。その彼が、また次のような趣旨の発言もしている。ー現状の職員研修や人事政策だけでは、役所も町も活性化しない。仕事そのものが研修の場であり、住民との共同作業の中でこそ行政のプロの資質が問われる。そのために、公務員は市民の中に飛び込んで生きた情報を集め、継続的な学びを場を持たねばならない。」 ...
長島伸一先生の信州自治体学会についてのコメント
高橋寛治さん シンクタンクへ回答 について知っていることをぜひ教えてください 高橋寛治さんのシンクタンクからの照会への回答です。 Date: 2007/03/15 17:16:13 Subject: [jichitaigaku]信州自治体学会[00745] シンクタンクへ回答 関わりのあるシンクタンクから、下記の照会を受けました。 皆さんならどのようにお答えになるでしょうか・・・。 ●質問1 地域間の「格差」とはなんでしょうか? A=東京へお金と権限が集中した結果、日本各地の状況との間に生れた現実的な感覚の違いと思います。 昭和30年代の後半からすすんだ過疎と似た状況にありますが、その格差の中心がお金でに収斂することが30年代との違いと思います。この本質は近代資本主義の中で、物を介在しない取引やお金の動きが広がっていること、その基本がITによるため、今後も情報の中心にある東京と地方の格差は拡大し、広がり続けると思われます。 また、その格差を解消する鍵はどこにあると思われますか? A=現状は、地方の対応の仕方に統一感が無いために、東京の思う通りの人材が育成され、企業も東京へ本拠を移転させています。地方にとって大切なことは「東京にならないこと」です。具体的にはスイスのツエルマットを学ぶと良いと思います。山奥にあり、車も制限され、観光地で物価も高い、でも、なぜ ...
高橋寛治さん シンクタンクへ回答