「Local Wiki室蘭で紹介するお店は、ただ『美味しい』だけじゃないの」

そうチャーミングな笑顔で話されるのは、Local Wiki室蘭で記事を書かれているマキさん。
2015年9月26日、ローカルウィキ室蘭の記事を執筆・編集されている美女ご三方であられるマキさん、マスコさん、サチコさんに、室蘭の魅力ある箇所を案内いただいた。
 

ランチは、先日記事で紹介されていた「よし寿司」さんにて。新鮮なネタとシャリの絶妙な一体感、郷愁を誘う香り豊かなお味噌汁、お寿司を目の前で握ってくださる職人技のマリアージュを感じる空間。大将と奥様、奥様の弟さんのお人柄に魅せられながら、心豊かな時間を過ごした。



ランチの前後で、まちを散策。

旧室蘭駅舎浜町商店街港の文学館間嶋豆富店さんを案内していただきながら、商店街の歴史や美味しいお店、地元の文学の会話に花が咲く。(ちなみに、間嶋豆富店さんで購入した厚揚げは大根おろしとネギ、ポン酢をかけて、がんもどきは甘辛く煮て美味しくいただいた)

驚いたことに、Local Wiki室蘭を中心となって編集される皆さんは、それぞれ異なる個性、視点をもっておられる。記事を書くきっかけも、記事を仕上げるまでの過程も人それぞれだ。しかしながら、まちについて話すそのとき、空間が一つにまとまる不思議な瞬間がある。


「Aさんは文章を書くのが得意でしょ、Bさんは気になったのを調べるのが得意。Cさんは一緒に歩いて話すだけで、気づかなかったことを気づかせてくれるの」
1+1が3にも4にもなるとはこのことだ。
 
また、話を伺っていると、Local Wiki室蘭の人情味溢れた記事は、まちとまちの人をありのままに感じ、大切な人に伝えたいと想う、編集の皆様の個性と感性に彩を与えられている。



眼の前にある風景や歴史に向かうことで、「真実」が見つかる。それによって書き手や記事を読んだ人が自分や地域のルーツ、まちの小さな魅力を知ることになり、それが毎日の景色の色を変える。



編集のお姉さま方とお話したことで、毎日のまちを作り上げている住民一人一人の背後にある想い、生活、それをつなぐまちの温かさに気を留めるきっかけを与えられた。