小田原ガス(おだわらガス)は、扇町1丁目にあるガスの供給・販売会社。

沿革

1913年(大正2)6月6日、小田原瓦斯株式会社設立(1)。当時の足柄村荻窪(現在の扇町1丁目)にガス製造工場を建設し、同年10月13日にガスの製造を開始した(1)

同月時点でのガスの本管・供給管・屋内管の総延長は33.6km、申込戸数は1,100戸(1)。主な供給先地域は小田原町の幸1丁目(本町3丁目)~十字3丁目(南町3丁目)の国道1号線沿いだった(1)

当時のガスの原料は石炭で、石炭系ガスの製造は、1963年(昭和38)に石油系ガスに全面転換するまで続いた(1)

リンク

参考資料

  1. 播摩晃一「小田原初のガス点火」播摩晃一ほか編『図説 小田原・足柄の歴史 下巻』郷土出版社、1994、42-43頁

 

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