山橋 敬一郎（やまはし けいいちろう、1925年 - 1992年）は、昭和時代戦後・平成期の小田原市長（1985年 - 1992年在任）。

経歴

1925年（大正14）現在の小田原市本町に生まれる⁽²⁾。

小田原第一尋常高等小学校（旧本町小学校）卒⁽²⁾。

1942年（昭和17）、県立小田原中学校を卒業⁽²⁾。

第一高等学校卒⁽²⁾。

1949年（昭和24）、東京大学法学部を卒業し、大蔵省入省⁽²⁾。

1961年（昭和36）国税庁長官官房付でアメリカ・ハーバード大学に留学⁽²⁾。

その後、金沢国税局、関東財務局、国税庁、札幌国税局に勤務⁽²⁾。

1971年（昭和46）、東京国税局総務部長⁽²⁾。

広島国税局長、大蔵省銀行局保険部長、国税庁次長を歴任⁽²⁾。

1977年（昭和52）東京国税局長⁽²⁾。

1978年（昭和53）大蔵省を退官⁽²⁾。医療金融公庫理事⁽²⁾。

1985年（昭和60）2月、小田原市長に当選^(1:105)。

1989年（平成元）2月、市長に再選（2選）^(1:121)。

1992年（平成4）1月6日、在任中に難治性肺真菌症により小田原市立病院に入院し、同年4月1日に同病院で死去⁽²⁾。享年67⁽²⁾。同月21日に三の丸小学校（旧本町小学校）の屋内運動場で市葬が行われた⁽²⁾。

市長の死去に伴い、和田二郎助役が市長の職務を代理⁽²⁾。同年5月24日に市長選挙の投票が行われ、小沢良明が市長に当選した⁽³⁾。

参考資料

1. 40周年記念誌編集委員会『小田原市中央公民館40周年記念誌 未来へ 私たちの公民館』小田原市教育委員会 中央公民館、1990年12月
2. 市広報課『広報おだわら』小田原市役所
   1. 「山橋敬一郎市長逝去」No.577、1992・平成4年4月15日、1頁
   2. 「故山橋敬一郎市長の市葬がしめやかに」No.578、1992・平成4年5月1日、7頁
   3. 「新市長 小沢良明氏に決まる」No.580、1992・平成4年6月1日、1頁