神社本庁(じんじゃほんちょう)は、2021年12月31日時点で、全国の78,482の神社(全国の神社の約97%(1:78))を傘下にもつ包括宗教法人(1:4)。47都道府県それぞれに、神社庁を置いている(1:4)

公的な組織のようなイメージがあるが、あくまで民間の宗教法人(2:29)靖国神社伏見稲荷大社のように、神社本庁に包括されず、単立宗教法人として活動している神社もある(2:29)

沿革

第2次世界大戦の後、戦前国家の庇護下に置かれていた神社が、その管理を離れるに際して、大日本神祇会皇典講究所神宮奉斎会の民間3団体が中心となって、1946年(昭和21)1月23日に設立された(1:4)(2:29)

1956年(昭和31)5月、神社信仰のための拠るべき指針として「敬神生活の綱領」を作成・提示(1:4)

1980年(昭和55)7月、神社本庁の精神的統合の基本的規範として「神社本庁憲章」を施行した(1:4)

事務所

東京都渋谷区代々木1-1-2(2021年12月31日時点)(1:78)

リンク

参考資料

  1. 文化庁(編)『宗教年鑑 令和4年版』ぎょうせい、2022年12月
  2. 島田裕巳『なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか』幻冬舎新書326、幻冬舎、2013