吉祥院(きちじょういん)、芳淵山(2019年調査。『風土記稿』は「淵芳山」としている)は、中町2丁目にある曹洞宗の寺院。本尊は釈迦如来。永禄元年(1558)に僧・仙岩守鶴(天正12年(1584)9月29日没)が創建。江戸時代には同町福厳寺の末寺だった。境内に白山神社があった。(1)
小田原市仏教会の松田宏道会長(2020年11月に就任、板橋・香林寺住職)は、吉祥院で育った(2)。
本堂
本堂は東向きで、境内東側の山王川沿いに入り口があるが、門は閉めているもよう。境内南側の入り口から入れる。(2019年調査)
寺紋
寺紋は蔦。(2019年調査)
リンク
- 紋谷幹男「第1744回 吉祥院(きちじょういん)曹洞宗/神奈川県小田原市中町」お宮、お寺を散歩しよう、2015年9月20日
参考資料
- 『風土記稿』
- 「11月1日付で小田原市仏教会の会長に就任した 松田 宏道さん」タウンニュース 小田原・箱根・湯河原・真鶴版、2020年11月7日号