市立病院(しりつびょういん)、小田原市立病院(おだわらしりつびょういん)は、荻窪にある小田原市立の病院。
沿革
1940(昭和15)の小田原市の市制施行の際に、合併相手の町村から「市立病院の設立」が要望された(3)。
1958年(昭和33)6月に開院(1)(3)。
建替工事を巡る汚職疑惑
2020年5月に小田原市長となった守屋輝彦は、再整備計画が進行していた市立病院について、当選後に建替工事を行う事業者の選定からやり直させたので、市民一同「何故そんなことをするのか?」と不審がっていた。
2022年7月になって、事業者選考会直前の2021年10月18日に、守屋市長が、八木大二郎政策監、杉本錦也企画部担当部長(当時)、石塚省二都市部長ら市幹部6人と、都内の大手ゼネコン(竹中工務店)本社を訪問していたことが報道された(2)。
同月20日に行われた新病院建設事業者選定委員会では、競合5社の中から同社が選定されて、同年11月に設計業務の契約が締結された(同社が工事を受注した)(2)。
守屋市長は、当日の行動に関する情報開示を渋って黒塗りにしたり、報道した神奈川新聞を批判したり。
さてさて、こんな見え透いた我田引水を、なぜ警察は黙って見ているのか?これまた市民一同、不審がっているところ。
リンク
- 小田原市立病院 ウェブサイト
- 小山田大和「小田原市立病院を巡る守屋市長の疑惑?について」Ameba Blog、2021年12月28日
- 露木順一「小田原市議会が熱い」露木順一ブログ、2022年9月3日
参考資料
- 「年表」播摩晃一ほか編『図説 小田原・足柄の歴史 下巻』郷土出版社、1994、148-151頁
- カナロコ「小田原・守屋市長、選考前に業者と接触 市立病院再整備」神奈川新聞、2022年7月21日
- 40周年記念誌編集委員会『未来へ 私たちの公民館 小田原市中央公民館40周年記念誌』小田原市教育委員会 中央公民館、1990年12月、35頁