後河原村(うしろかわらむら、 - 1880年)は、かつて足柄下郡に存在した

沿革

風土記稿』によると、元禄年間(1688-1704)の改のときに初めて村名が見え、検地は万治2年(1659)とされていた(1)。同書は、入生田村から分村したと推測している(1)

村民は、天和年間(1681-1684)に洪水で民家が流失したため、貞享年間(1684-1688)から入生田村の村内に居住していた(1)

皇国地誌残稿』によると、村高は、万治2年(1659)の検地の時は10石3斗5升2合、明治初年(1868)には10石9斗1升8合(2)

1880年(明治13)に入生田村に合併された(後河原村は廃止)(2)

参考資料

  1. 『風土記稿』巻26 足柄下郡 5 早川庄 後河原村
  2. 足柄下郡 入生田村」神奈川県図書館協会郷土資料編集委員会 編『神奈川県皇国地誌残稿 下巻』神奈川県立図書館、1964、257-276頁の257頁、1885年(明治18)11月16日稿

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