道祖神団子(どうそじんだんご)は、道祖神祭のときに作る団子。毎年1月13日の夜または1月14日の朝(1月14日のどんど焼きの前)に各家庭で団子を作り、木の枝に刺して飾り付け、神棚にお供えした後に、どんど焼きの火で焼いて食べた。団子を焼いて食べると1年中、風邪を引かないといわれていた。(1)

小田原地方では、団子の形は宝船、小判、繭玉(中程をくびらせて、蚕の繭に似せた形)、丸団子などで、白・赤・緑の3色で色付けし、カシクヌギコナラまたはなどの枝に刺して、みかんを突き刺すなどしていた(1)

参考資料

  1. さんわ会25周年記念誌編集委員会『下府中地域 我が町の今と昔』さんわ会、2000、72-73頁