道祖神祭(どうそじんさい、どうそじんまつり)は、毎年正月に催されていた、道祖神お祭り(1)。悪魔払いや疫病の平癒祈願の意味合いがあった(1)。毎年、暮れ(12月25日)頃から子供(と子供会の役員・世話人などの大人、以下同じ)が祭囃子の練習をし、1月4日頃、お仮屋(道祖神小屋)を建てて周囲を飾り付け、1月13日の夜まで、その中で火を燃やして番をして過ごし、1月14日にお仮屋を壊して装飾品ともども火を付けて燃やし(どんど焼き)、どんど焼きに合わせて、提灯や造花で飾り付けをした山車(だし、道祖神山車)を曳いて、祭囃子を演奏しながら、地域内を練り歩いた(1)

行事には(尋常)小学校1年生以上の子供が参加するのが一般的で、子供たちの統率役は高等科(高等小学校)2年の子供が務め、餓鬼大将と呼ばれた(1)

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  • 片瀬の住人「道祖神祭」『相州山車祭り見物記』2022年12月28日

参考資料

  1. さんわ会25周年記念誌編集委員会『下府中地域 我が町の今と昔』さんわ会、2000、70-72頁

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