OpenStreetMapとLocalWikiの普及に関する情報を是非、ご追加ください。
2014.7.25MikioSugiyama
(この記事は、和歌山大学観光学部の学生が田辺市でフィールドワークをする為の講義資料として作られました。同時に藤沢市で「旧東海道藤沢宿まちそだて隊、諏訪地方のみんさん、市立札幌大通高校の先生方などを読み手と想定して書かれたものです。)

 

 

地元の情報を記述して、地元を楽しくしましょう


OpenStreetMapとLocalWikiを活用して、地元の情報を記述して、地元を楽しくしましょう。
地図と記事や写真が合わさると楽しいんです。
コンピュータを使って地図をがんがんつくるマッピングパーティも楽しい。「地図が苦手、文書なら書きたい」「写真が好き」「手書きなら文字かけるけど」とか、とか、なにか一つでも得意なことでパーティ参加することが出来ます。

 

オープンストリートマップ(OSM)ってなに?


http://www.openstreetmap.org
世界中の人が誰でもいっしょに一枚というか、ネット上で一つの世界地図を作ることができるwikiサイト。
(wikiはハワイの言葉で早い。開かれて、ネットユーザがだれでもかき込めるから素早く情報が集まったり、発信されたりのサイトに使われる言葉)

 

データベースを使って車椅子や自転車ようの地図をつくるなど、新たなシステムでの利用も盛ん。災害対策や教育の分野、ランニングのカロリー計算など企業のサービスにも利用されています。


始まりは2004年イギリス。

 

王国だった英国の地図は国家のもので、民衆が自由に使えなかったためにスタート。
誰もが、商用も含めて、自由に利用、印刷や配布、コピー、転載ができるライセンスの地図が日々成長しています。

 

世界がOpenStreetMapを必要とする理由

「Googleがあれあいいのでは?」という疑問に応えています。


 

広がり方を観てみよう


世界中ので2008年の爆発。2004年、英国の小さな通りから始まったマッピングが2008年の一年間世界中で2万人がマッピングをした様子がわかります。アメリカ、インド、ベラルーシなどが著しいです。

http://vimeo.com/2598878

日本の5年間(2007〜2011)5年の間に、日本の道路の殆どが描き込まれています。
http://vimeo.com/48919759

 

他の地図と比べて特徴を知ろう


例えば、OSMとGoogleを比べて観ると、それぞれの弱点と強みが見えて来る
http://tools.geofabrik.de/mc/?#15/34.7480/139.3573&num=2&mt0=mapnik&mt1=google-map

都市部では詳しいGoogleも利用者の少ない土地では情報が加わって行かない。マッパーが居るばあい、マッパーが注目した土地は瞬時に最新の地図が産まれて行く。

 

実際にログインをして地図を描いてみよう


マニュアルが無くても直感的に触れます。間違ってももとに戻せるし、世界中の上手な人が治してくれます。
でも、マニュアルで確認したい人はこちら。じっくり読むのが一番という方はご覧下さい。

http://www.okuminavi.jp/access/pdf/OpenStreetMap_manyuaru.pdf

 

マッピングパーティで使われる先輩達の資料に学ぼう。そして、力を借りよう


古橋さんのマッピングパーティ用資料(OSMの広がりと強み、楽しさがよくわかります。CC-BYが付いているので「引用したよ」で使えます)

http://www.slideshare.net/mapconcierge/20140222#

東さんのマッピングパーティ用資料(発祥の意味、タグの付け方、マッピングの考え方、データベースのライセンスのことなどがよくわかります。CC-Oなので引用を示さなくても好きなように使えます)
http://www.slideshare.net/higa4/openstreetmap-37381176

タグはデータを再利用するときにとても重要
覚えなくても、検索できるので大丈夫。付けられるタグを付けるだけでも十分。のちのち覚えて行くのも楽しいです。気がついたら、手が勝手に覚えたタグを打ち込んでいるかも。
http://wiki.openstreetmap.org/wiki/Japan_tagging

ここで質問、議論などが出来ます。地図好きの優しい先輩達が待っています。
https://openstreetmap.jp/ML

マッピングパーティの始め方 | Code for Japan Summit 2015

 

いろいろどんどん地図を使ってみよう


CC-BY-SAライセンス で地図の画像を自由に引用で来ます。自由に改変を、営利・非営利を問わず、利用者に同じ条件を継承するライセンスです。
Open Database License/ODbLは データベースを使い、自由に改変を、営利・非営利を問わず、利用者に同じ条件を継承するライセンス。

 

道路や建物を地図や航空写真を下地に書くときは、引用元のタグをつけましょう

たとえば国土地理院の地図を使う場合はこちらを参照してください。
室蘭市役所のオルソ画像を使う場合はこちらをご参照ください。

初心者には使い易い「ID」をお使いの場合、普段はBingの航空写真が最初に背景に設定されています。
また、IE:インターネットエキスプローラはバージョンによって様々なトラブルがありますので、その他のブラウザのご利用をお勧めします。

 

左側の下の方にある「全てのタグ」ボタンを選んで、タグの設定を確認し、sourceタグの表示がなければ、左側の箱にsourceといれて、右側の箱の下向き▼を押して選択するかbingと書き入れましょう。これでタグはsource=bingの状態になります。
全て現地を自分で調べた場合はsource=surveyとします。
参照もとを示さないと、皆さんに使ってもらえる地図になりませんのでお気をつけください。このように引用元を明らかにしておけば、最初に努力した人を讃えることもできるし、なにか問題があったり、確認したいことが合った場合、ユーザは直接確認することもできます。


 

 


ローカルウィキってなに?


OSMを使って、誰もが自分の街、旅先の街のことを書き込める。wikiサイト。
カリフォルニア発祥。
大好きなオタクネタ、音楽、自転車、スポーツ、街の地理、歴史、産業、文化、芸術、趣味、想い、イベント、自然、交通、教育、観光、宣伝などなど何でもあり。
地図が苦手な人は写真だけ、文書だけでも大丈夫。
調べたこと、知らせたいことを書いてみる。遠くの友達に遊びに来てもらうため。子育て中のお母さんのためにちょっと先輩が知らせたい。今日、街のどこかでやっているライブやコスプレパーティ。街の歴史を調べて、子どもに呼んで欲しい。何でもいいのです。
こちらはCC-BYのライセンスで引用を示せば再配布など自由に使えます。
なぜローカルウィキを使うのか

 

OSMがコピーして使える地図なので、ローカルウィキでも、その地図が入ったデータをそのままコピーして使えるというわけです。

とても大事なお話です。OSMを使って地図を描けなとローカルウィキを使えないという訳ではありません。一緒に取り組むと、「まずOSMを完璧に覚えてから、ローカルウィキに取り組みます」という方がありますが、ずっとOSMを学び続けたい方は良いのですが、ローカルウィキをつかってみたいかたらは、地図を扱わなくてもOSMを覚えなくてもいきなりお触りください。

ローカルウィキは文字が書ける人、若しくは写真の撮れる人はどなたでも簡単に使えます。ブラウザ内で簡単に編集の出来るサーバと考えて下さい。写真の掲載や動画のリンクもすぐに出来ます。そして、地図に点を置いたり、線をひくことも、特にルールを気にしないで表現出来ます。タグで仲間を集めて、表紙ページをつくることも出来ます。
地図の苦手はひとは誰かに書いてもらう。写真が無ければ良い写真が撮れたときに後から貼る。誰かに貼ってもらうなど、楽にお使いいただくのが本意です。

 

アカウントを作って記事を書いてみよう


https://ja.localwiki.org
分からないときは、Facebookの会議室になんでもきいちゃえ。
localwiki.jp

室蘭の人が初期のマニュアルを作ってくれました。
https://ja.localwiki.org/mr/アカウントヘルプ

自分の街のローカルウィキがなかったら街のリージョンを立ててしまおう。
https://ja.localwiki.org/_region/_add
 

IE:インターネットエキスプローラはバージョンによって様々なトラブルがありますので、その他のブラウザのご利用をお勧めします。

 

発祥のサイトを観てみよう


地図を利用して街のネタを街ごとに一つのサーバに書きたすことができます。誰もが街の一部。だれもが街の主役。

http://localwiki.org

開発者の一人、ミハエルに訊いてみたら「街の人たちの役にたちたかった」ので作ってしまったようです。
Michael

 

日本の事例を観てみよう


日本では、伊豆大島が利用のスタート。高校生が大島のことを書きました。高校生の記事を貼るために、地図を詳しくしたいので、マッピングパーティを開きました。
多くのマッパーに愛され、2013年の土砂災害のときにはすぐにクライシスマッピングの活動が始まりました。

伊豆大島の高校生達の記事を観た市立札幌大通高校に火がつきます。

http://oshima-gdm.jp

市立札幌大通高校
 

藤沢の青年が大島の事例を観て、藤沢でもやりたくなったといいました。それを知ったジオ・リパブリック・ジャパンが、サーバを無料で提供。
全国で自由に使える場所ができました。そして、全国、様々な形で広がります。
 

 

津波で閖上の全ての建物を失った名取でも取り組まれました。
https://ja.localwiki.org/natori

 

https://ja.localwiki.org/sapporoは、Code for Sapporoが運営しています。

札幌でも高校生が大活躍です。


日本の様子を知って、カリフォルニアの開発者が、ナイト財団の支援で、日本語化したサーバを用意、無料で使える状態にしました。
https://ja.localwiki.org


たとえば田辺市には地元の方が丁寧に作り込んで来た紙の絵地図がありますから、その情報を転載すると世界中の人々に観ていただいたり、広めていただくことができます。OSMで場所を特定して、お店や施設対する思いや案内をlocalwikiに書き込むことが出来ます。

田辺市のマッピングパーティの様子をご覧下さい。告知サイトがそのまま編集を重ねて、報告サイトになります。

2014.10.11日田辺市マッピングパーティ
 

なぜローカルウィキを使うのかは、田辺市で開かれたマッピングパーティで、ローカルウィキについて、集まった質問にお応えするために書かれました。冒頭に引用された言葉の青年は、船橋のローカルウィキを立ち上げました。



 

例えばネット上に公開の編集会議を立ち上げると毎日がパーティです


室蘭の様子を観てみましょう。
室蘭wikiという公開の編集会議があります。






 

 

 

何故パーティにするの?


お家での楽しみ(アームチェアマッピング)や、コツコツ記事を書くのもいいけど、たまには仲間と一緒に楽しんで、気持ちを分け合うのもいい。

自分の街や旅先で、地図や記事を描いたり、書いたり。友人や新たに出合った人と一緒に作り上げる喜びを味わうのも良い。

 

田辺の皆さんはふだんからよく街を観ていらっしゃるので、ネットの繋がるカフェに数名集まれば、すぐに地図や記事の編集ができて仕舞うかもしれません。
紙と違うのは、

データが全部揃ってからではなくて、

お店一つからでも、料理の写真一枚からでも貼って、書いて載せられる。
印刷で間違ったら大変ですが、ネットですから、wikiですから、間違ったら何度でも、誰からでも治したり、更なる発見を書きたしたり、より良いものにできます。

オープンストリートマップ・ファウンデーション・ジャパンはじめ、マッピングの先輩達に来てもらって楽しく地図のことを覚えられる。
仲間ができる。教えたり、訊いたり、歴史に詳しい人や土地の文学に詳しい人、図書館司書さんや、博物館学芸員、花や木に詳しい人、イベント通の人、知り合いの多い人、街のことが大好きな人と知り合うことができる。

マッピングパーティにローカルウィキのライターやエディターが加わると、出来上がった地図を利用して、うんと自由に情報を書き込むこともできます。
 

 

 

 

マッピング事前準備


 

良く話し合い中身を決めましょう
中身は自分たちで決めましょう。コンサルや役所任せにするものではありません。
FacebookのグループやLINE等で、事前の話し合いも楽しいので、グループを作ってテーマや企画を話し合ってみてください。勿論、何度会って話し手もいいのです。


たとえば、
「ラーメン屋さんに集中しよう」「あまりネットに乗っていない古い旅館シリーズにしよう」「津波の到達点の目印になる建物を全部繋いでみよう」「駅前の商店を全部やろう」などなど、

その時一番気になる地域やテーマにしぼってもいいし、参加者一人一人のテーマが違っても成果が共有できればいいという考え方もあります。過去に作られた地図を著作者の許可をえて、丁寧に情報転載するとか、いろんな形で作業を楽しんでみましょう。


人材の確保と日程の確定
操作や、運営についてはオープンストリートマップ・ファウンデーション・ジャパンや、ローカルウィキ・オーガニゼーション・ジャパン、和歌山大学産学連携・研究支援センターに気軽に相談してください。あなたの街や街の近くにマッパーやローカルウィキエディターの先輩がいて遊びに来てくれます。重要な参加者とまず日程を決めてしまうと、一気に準備が進みます。

街のお年寄りとか、何かに詳しい人、調べるのが得意な人、手書きの原稿を入力するのが得意な人、写真が大好きな人、運営やお世話が好きな人。街の人材に頼んで皆さんに楽しんで役割を発揮してもらいましょう。皆がコンピュータを使う必要はありません。


会場を選び
Wi-Fiが飛んでいて電源が確保出来て、普段からみんなで使えるところ。街に出かけ易いところを選びましょう。


参加者と地域へのお知らせ
告知ページを様々なサイトにつくる。それを出力して、町内会や地方自治体、街の新聞やコミュニティラジオ、教育委員会と学校などを通じて地域の方々にもお知らせしましょう。

 



アームチェアマッピングもいい、なにもしないのもいい
建物のトレースは航空写真で事前にできますので、慣れている人たちで、前日までに建物を描いておくのも楽しいです。
当日、建物の名前や階数、お店などの中身のタグ付けする準備にもなります。もちろん、建物を一から描くのも楽しいので、事前マッピングをしないで当日一からコツコツ楽しむタイプ。ローカルウィキの記事を書いてから必要な地図をOSMに描きたすやりかたなど、お好きな感じで計画してください。地元に詳しいガイドに入ってもらってもいいし、解説者をつけず、自分たちで発見を楽しむ方法もあります。


描き込み用の地図を用意
当日用にOSMを出力して、ペンで描き込む地図を用意して、人数分印刷してもいいし、グループ分けして記録係に画板と一緒に渡すのもいいですね。全員が記録してもいいし、紙に記入する人、写真を撮る人、解説をする地元に詳しい人、交通安全など全体を観る人、質問しまくる人など役割を自然に分担してもかまいません。一つのグループは4、5人が意思疎通し易いかもしれません。


事前の状態の記録
マッピングパーティが行われる前の、OSMの画面をキャプチャしたりして、保存しておきましょう。これが結構だいじです。あとで、比べっこすると「え?」っていうくらい情報が書き込まれた地図の出来上がりをみんなで喜んだりできます。

 

開催日当日


 

開会と記念撮影
集まったことを喜んで、まずは記念撮影。
記念撮影を忘れると寂しいので、最初と昼間と最後に撮って一番人が多いのを残してもいいですね。


活動内容の説明
上記の古橋さんや東さんのスライドをお借りしたり、先輩地域のLWサイトを見たりしながら、当日のゴールを主催者がお知らせします

チーム分けが結構大事
経験者をうまく配置したり、地元に詳しい人、OSMに詳しい人、記事を書きたい人、活動の様子を写真に撮って、Facebook等に上げてゆく広報担当、年齢や性別のばらつきなど、配慮してチーム分けると楽しいかも。それぞれ紹介しあったり、自己紹介をお願いしたりしながら、全ての人になんとなく役割を持ってもらえるように、楽しく参加してもらえるように工夫しましょう。前日までにほぼチームを作っていて、当日は臨機応変で。


街に出よう
たとえば、午前中街を歩いて白地図に記入。
そうですね、10時に開会、10:30に出発、12:00昼食で、13:30に会場に戻ってねというスケジュールはいかがでしょうか。
気温、雨など、無理をしないで、疲れたり、危険があったらいつでも中断しましょう。
結構大事なのは「怪しまれないように」「安全に」ということでマッパー腕章や取材腕章、リブがあってもいいです。
くれぐれも、道路での事故には気をつけて。
私有地には入るのはやめましょうね。
楽しく歩きましょう。
 

本当に集中力があってのめり込んでしまう人もいるし、歩いているだけで楽しい人もいます。チームにも自然に個性がうまれますので、それを大切に、それぞれの人、チームの切り口で街を観察しましょう。
建物の高さ、お店の営業時間、車椅子が使えるかなど、地図に正確に描き込みたいタグを意識した調査の他に、お昼は何を食べようか。出合った人と仲良くなりたいなあなどそれぞれの目標があることも大切です。地図を一所懸命描く人、昔の街並を思い出して話す人、出来た地図を利用してlocalwikiやFacebookに記事を書く人。いろんな楽しいがあっていいと思います。

紙と鉛筆の人、デジカメ、スマホで写真撮りながらの人、GPSロガーを持つ人、思い思いの調べと集めと貯めを楽しんでください。

昼食はとても大事なイベント
昼食はチームごとに見つけたお店で食べて、お店の取材をしてしまってもいいし、全員でケータリングやお弁当持ちより、郷土料理や旬の農産物の勉強など、パーティと地域の目的に照らして、地元重視で自由にデザインしましょう。知り合ったお店にWi-Fiが飛んでいたら、電源の確保をお願いして、ベースキャンプ参加のご提案をしてみるのもいいですよ。
http://wiki.openstreetmap.org/wiki/JA:OSMbasecamp

  • 藤沢のマッピングパーティは会場を提供した蔵まえギャラリーさんが、OSMベースキャンプになって、さらに、次のマッピングパーティを企画されています。当日は主催した旧東海道藤沢宿まちそだて隊の皆さんで、ギャラリーのキッッチンを使って作った豚汁が振る舞われ、寒かったので参加者は大喜びでした。お昼を食べながら、歴史に詳しい人、地図描きを教えに来てくれた人、役所の人が同じこたつで沢山話していました。
  • 札幌のマッピングパーティで、チームの一つがお昼を食べたカフェがOSMベースキャンプになってくれました。
  • 田辺市でもバニラカフェさんが既にOSMベースキャンプになって下さっています。田辺市の凄いのは公共の博物館、南方熊楠顕彰館もベースキャンプなんです。ここに知恵があつまります。


午後は地図や記事の記入
コンピュータを使う人、鉛筆を使う人、入力の手伝いをする人、写真の整理をする人、情報の編集をする人、発信する人、話し込む人、参加者にヒアリングする人などなど、これも楽しく、一番興味の湧くこと、一番得意なことで、参加の皆さんに力を発揮して貰いましょう。紙と鉛筆でも勿論参加できます。コンピュータ、モバイルWi-Fiなどお持ちの方には出来るだけ持ってきてもらえるようにご案内しましょう。事前にOSMとローカルウィキそれぞれにID登録をお願いしておくものいでしょう。勿論当日でもかまいません。

 

情報発信


報告記事等は、Facebook、OSMのページ、ローカルウィキに最初から当日用のタグを用意して、朝から記事が上がったらタグ付きで集まるようにして、いろんな人が書き込める報告スタイルもいいと思います。
例えば、田辺の最初のパーティはこんなかんじ。

室蘭では、編集会議と呼んだり、LocalWikiパーティと呼んだり定まらない感じが楽しそうです。OSMマッピングは記事を書いたときに記事に必要な地図を追記するぐらいにして「街を編集する」ことを主眼にしているのも楽しそうです。

写真を撮って、随時ローカルウィキやFacebookに気楽に上げながら。
終わってからの報告もいいけど、活動そのものが報告になるように取り組むと、臨場感が出て、報告の負担感もなくなります。

チームのまとめと全体のまとめ
チームごとに、成果を発表しましょ。ゆっくり楽しく。主催者のまとめは〆の挨拶とサイトにアップをするといいですね。

 

後日


地元の方にも、お手伝い下さったかたにも、マッピングパーティの後、どんな変化があったか報告しましょう。
本当に些細なことでもいいのです。「もしかしたら、皆さん喜んでくださるかも」という情報をご報告しましょう。

たとえばクライシスマップが使われていたことを知っただけで、作ったマッパーや書いたライターはとっても嬉しいと思います。街の活動に地図や記事がどんな風に役に立ったか報告されるときっと活動のエネルギーになりますよね。

藤沢の皆さんのお陰で、札幌の大通高校がマッピングパーティを開いたとか。

伊豆大島の企業の方が「この地図のおかげでお取引先に心配をかけないですんだ」とか、そんなことが報告されました。

伊豆大島では、甚大な被害を受けた土砂災害がありました。マスコミの報道は被害のあった箇所の映像を流します。ところが、冷静な取引先企業は当日からローカルウィキのページを観ていました。未明にはOSMに国土地理院のデータをもとにした正確な被災状況が記されます。これが、別の取引先を探さなくてもよいという判断を産み、産業的な二次被害を受けないですむという「クライシスマッピングが風評被害をなくす」可能性があると、多くのマッパーから「やっていてよかったあ」と喜びの声があがる事例となりました。

もう一度、伊豆大島の地図を、OSMとGoogleで比較してみましょう。
http://tools.geofabrik.de/mc/?#13/34.7480/139.3573&num=2&mt0=mapnik&mt1=google-map
マッピングパーティを行う前は、Googleよりも地図が出来ていない状態で、道路も書かれていなかったりでした。高校生たちが、記事に地図を利用出来る状態ではありませんでした。マッピングパーティのあとはまったく別の地図。そして、土砂災害の色分けが、島全体が壊滅した訳じゃないことを示し、企業を救い、観光協会を奮い立たせた状況がいまでも分かります。



札幌の大通高校ではローカルウィキの「ページが消えた」と表紙のページが消えて大騒ぎ。
「大丈夫。履歴が残っているからすぐに復活できます。だから安心して編集作業をしてください」。
ビックリした報告も大歓迎です。
ところで消えた原因は、マッピングパーティのあと、さらにLWの利用が進んで、授業で習った生徒さんが、お家に帰ってからも一所懸命編集作業をしていたみたいで、誤って消してしまったのがログで分かりました。「ページが消えた事件」で生徒さんが頑張っていたことが分かって先生と一緒に大喜び。というのも、この仕組みの楽しいところですね。
 

 

 

いろいろなマッピングパーティ



伊豆大島のマッピングパーティ(片岡義明さんの記事すばらしい)

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/chizu/20130124_584691.html


藤沢のみなさんの編集会議

会議自体が公開メディアになっている、日常活動とマッピングパーティがうまく平行しています。参加募集、報告が自由に行われていい感じ。

https://www.facebook.com/groups/fujisawawiki/

藤沢のマッピングパーティの報告
http://localwiki.jp/2014.2.22藤沢マッピングパーティ

藤沢に触発された札幌のマッピングパーティ

マッピングパーティin札幌

室蘭市内発のマッピングパーティ

Muroran_Maping_Party

https://www.facebook.com/groups/muroranwiki

 

クライシスマッピングもパーティの一つ

伊豆大島のクライシスマッピング
http://oshima-gdm.jp/menu/message

 

落書きや道路の破損など、街の問題を見つけたらFixMyStreet Japanに投稿してみるのもいいかも。
自治体の職員のかたが観ていて直ぐに解決した事例も出ています。

FixMyStreet Japan

 

色々な立場の人たちにいいことかも


地域の地図をつくること、世界地図を同時に世界中でつくること、地域の情報を地図を使って記述すること


街の人は自分の街のことを更に知って嬉しい。やる気出る。
他所の人は遊びに来たくなったり、移住したくなったりするかも。

学者、研究者、学生は地域のことをうんと勉強できるかも。

企業の人はマーケティングやツアーづくり、地図を使ったビジネスを起こせるかも。
地方自治体の職員や国の職員は気持ちのいい政策を編めるかも。

学校の先生は授業や教育活動につかって、地理や歴史の勉強、生物や気候の勉強になるかも。
防災やお祭り、楽しみにも安心や安全にも役に立つかも。
 

みんな仲良くなっちゃうかも。

LocalWikiにはその全てを記述しておこうか