Edit your City!

https://localwiki.org/main/

 


 

 

 

Editって?

 

 

editの語源は

 

オックスフォード辞書で引いてみると編集者から編集が生まれたという

http://www.oxforddictionaries.com
edit
Late 18th century (as a verb): partly a back-formation from editor, reinforced by French éditer 'to edit' (from édition 'edition').

18世紀後半に動詞として成立した言葉:「編集者」から「編集」という本来元になる言葉が逆に生まれた。フランス後のéditerにからto edit(編集すること)という生まれかた。

 

では編集者は?

ラテン語の「食べる(edere)」から生まれた

editor
Mid 17th century: from Latin, 'producer (of games), publisher', from edit- 'produced, put out', from the verb edere.

17世紀半ばにラテン語から生まれた言葉で、「芸術的制作物などの生産者であるプロデューサー」や「出版社」を指す言葉が動詞のedereから生まれた。edit(編集)は、生産物、表に出たもの。


edereはラテン語で、食べる、咀嚼する、飲み込む、消化する。

 

 

では日本語の編集は?

http://okjiten.jp/kanji742.html

「編」は縒り糸の象形、片開き扉の象形、文字を記した札を紐で編んだ象形

http://okjiten.jp/kanji502.html

「集」は小鳥の象形、木の象形

「編集」
素材を集めて編み上げること。文、書籍、新聞、雑誌、映像、映画など世の中に発表されたり、保存される伝達媒体を制作する作業を指す。

http://okjiten.jp/kanji193.html

糸の旧字は絲。縒り絲の象形

 

ちなみに英語で編むはknit

knitの語源

knit
Old English cnyttan, of West Germanic origin; related to German dialect knütten, also to knot1. The original sense was 'tie in or with a knot', hence 'join, unite' (sense 2 of the verb); an obsolete Middle English sense 'knot string to make a net' gave rise to sense 1 of the verb.

もとは参加、団結、結ぶなど。
 

 

英語だと、編集した結果、公に広めること、日本語は編集作業

日本語の編集は集めて束ねる作業の方を表現しています。
英語でeditと書くと、編集した結果の公にする行為をさしているようです。情報を集めて、編み上げて、公にする一連行動を編集と捉えることができます。

 



今日から皆さんは

新宮、熊野を編集する

編集者

エディタ

プロデューサ

 


 

本日のスタッフ

此松先生竹林先生、和歌山大学の学生さん、九度山町の皆さん(“くどやま”を編集しよう!!~九度山町/ローカルウィキ~)と和歌山大学南紀熊野サテライトの皆さんと杉山幹夫

https://localwiki.org/davis/Academic_Wiki_Workshop%3A_University_of_Tokyo_%40_UC_Davis%2C_March_16-18

記事と地図で街を育て、守る


熊野郷土学A ~郷土学からの地域振興~ (Kumano hometown study A) (新宮市会場) 

 

第5回 地域情報を発信する。ローカルウィキ、OSM地図で街を編集する。

(教育学部・此松昌彦、観光学部・竹林浩志、杉山幹夫)

 

熊野地域の資源の発掘と活用を推進するとともにインターネット上で編集発信する手法を習得します。 

 

 

本日のプログラム

Edit your City! の実践

 

  1. エディタの皆さんは記述、発信内容を決める

  2. 手でメモを書いて見る 

  3. 口で発表する

  4.  LocalWiki新宮リージョンにページを起こして、編集作業をする

  5. 地図の好きな人は、OSMの編集も覚えちゃう  

  6. 皆さんのページをみんなで見て楽しむ


Edit your City! の実践

 


1.エディタの皆さんは記述、発信内容を決める

伝えたい人お顔を思い浮かべて

 


2.手でメモを書いて見る 

LINE、Facebook、Twitter、Instagram、スマートフォンのメモ機能を使っている方は、そこに書いてしまってもいいです。(後でコピペも可)


3.口で発表する

  • どの場所の

  • 何に感動したか

  • それを誰に伝えたいか

  • 使いたい写真など

 


那智勝浦の妙法山のこと
尻剣谷(ジオサイト)紀伊半島の成り立ちが良く分かる。銅山が人を集めた様子
昔の友達、一緒に旅をしたことがある
銅山の焼き釜跡の写真

近大新宮高校から見た景色
新宮市で高いところで、その景色、海、山、川、街が全部見える
新宮に住んでいる生徒じゃない人とデブのおっさんに伝えたい
屋上から撮った写真

神倉神社の下の滝
近づくと涼しい
市民と観光客に、職場の後輩
滝の写真

丹鶴城
熊野川の見晴らし
新宮、熊野を知らない人、都会に住む人。Go皆川に観に来て欲しい
山と川がわかり安く視える

神倉神社
石段を上がる楽しさ
お姉様、猪突猛進、行ってくるわーって写真撮って行ってきたっていう人やけど、途中の道を楽しんで欲しい。めげる石段だけど、よそ見をしたい。めげて諦めるのも、行って帰ってくるだけの人に伝えたい。いろんな価値観。
石段の写真

 


4.LocalWiki新宮リージョンにページを起こして、編集作業をする

那智勝浦リージョンと熊野市リージョンが誕生しました。

  1. アカウントを取得

  2. ページを作るにはタイトルが必要

  3. 文字を書く

  4. 写真を貼る

  5. 地図を描く

  6. タグをつけて、ページの仲間を集める


ローカルウィキってなに?

  • OSMを使って、誰もが自分の街、旅先の街のことを書き込める。wikiサイト。
  • カリフォルニア発祥。
  • 大好きなオタクネタ、音楽、自転車、スポーツ、街の地理、歴史、産業、文化、芸術、趣味、想い、イベント、自然、交通、教育、観光、宣伝などなど何でもあり。
  • 地図が苦手な人は写真だけ、文書だけでも大丈夫。
  • 調べたこと、知らせたいことを書いてみる。遠くの友達に遊びに来てもらうため。子育て中のお母さんのためにちょっと先輩が知らせたい。今日、街のどこかでやっているライブやコスプレパーティ。街の歴史を調べて、子どもに呼んで欲しい。何でもいいのです。
  • CC-BYのライセンスで引用を示せば再配布など自由に使えます。
  • なぜローカルウィキを使うのか

 

アカウントを作って記事を書いてみよう

https://ja.localwiki.org 分からないときは、Facebookの会議室になんでもきいちゃえ。 localwiki.jp 室蘭の人が初期のマニュアルを作ってくれました。 https://ja.localwiki.org/mr/アカウントヘルプ 自分の街のローカルウィキがなかったら街のリージョンを立ててしまおう。 https://ja.localwiki.org/_region/_add   IE:インターネットエキスプローラはバージョンによって様々なトラブルがありますので、その他のブラウザのご利用をお勧めします。

発祥の地のサイトを観てみよう

地図を利用して街のネタを街ごとに一つのサーバに書きたすことができます。誰もが街の一部。だれもが街の主役。

https://localwiki.org/davis/ 開発者の一人、ミハエルに訊いてみたら「街の人たちの役にたちたかった」ので作ってしまったようです。 Michael

東京大学の大学院生と発祥の地デービスを訪ねました

https://localwiki.org/davis/Academic_Wiki_Workshop%3A_University_of_Tokyo_%40_UC_Davis%2C_March_16-18

 

 


5.地図の好きな人は、OSMの編集も覚えちゃう

マッピングパーティを開こう

オープンストリートマップ(OSM)ってなに?

  • http://www.openstreetmap.org
  • 世界中の人が誰でもいっしょに一枚というか、ネット上で一つの世界地図を作ることができるwikiサイト。
  • (wikiはハワイの言葉で早い。開かれて、ネットユーザがだれでもかき込めるから素早く情報が集まったり、発信されたりのサイトに使われる言葉)
  • データベースを使って車椅子や自転車ようの地図をつくるなど、新たなシステムでの利用も盛ん。災害対策や教育の分野、ランニングのカロリー計算など企業のサービスにも利用されています。
  • 始まりは2004年イギリス。
  • 王国だった英国の地図は国家のもので、民衆が自由に使えなかったためにスタート。
  • 誰もが、商用も含めて、自由に利用、印刷や配布、コピー、転載ができるライセンスの地図が日々成長しています。

 

世界がOpenStreetMapを必要とする理由

「Googleがあれあいいのでは?」という疑問に応えています。

 

広がり方を観てみよう

世界中ので2008年の爆発。2004年、英国の小さな通りから始まったマッピングが2008年の一年間世界中で2万人がマッピングをした様子がわかります。アメリカ、インド、ベラルーシなどが著しいです。

http://vimeo.com/2598878 日本の5年間(2007〜2011)5年の間に、日本の道路の殆どが描き込まれています。 http://vimeo.com/48919759

 

他の地図と比べて特徴を知ろう

例えば、OSMとGoogleを比べて観ると、それぞれの弱点と強みが見えて来る http://tools.geofabrik.de/mc/?#15/34.7480/139.3573&num=2&mt0=mapnik&mt1=google-map

都市部では詳しいGoogleも利用者の少ない土地では情報が加わって行かない。マッパーが居るばあい、マッパーが注目した土地は瞬時に最新の地図が産まれて行く。

普段の楽しみが防災の役にたつ

 

実際にログインをして地図を描いてみよう

マニュアルが無くても直感的に触れます。間違ってももとに戻せるし、世界中の上手な人が治してくれます。 でも、マニュアルで確認したい人はこちら。じっくり読むのが一番という方はご覧下さい。

http://www.okuminavi.jp/access/pdf/OpenStreetMap_manyuaru.pdf

 

いろいろどんどん地図を使ってみよう

CC-BY-SAライセンス で地図の画像を自由に引用で来ます。自由に改変を、営利・非営利を問わず、利用者に同じ条件を継承するライセンスです。 Open Database License/ODbLは データベースを使い、自由に改変を、営利・非営利を問わず、利用者に同じ条件を継承するライセンス。

 


6.皆さんのページをみんなで見て楽しむ