井上 康文(いのうえ やすふみ、1897年 - 没年未詳)
経歴
1897年(明治30)6月20日、小田原町幸1丁目に生まれる(1)。東京薬学専門学校の出身(1)。製薬工場や東京市役所などに勤務した後、『新小説』の編集部、『報知新聞』運動部の記者となった(1)。その傍ら、福田正夫と知り合い、雑誌『民衆』の同人となった(1)。
1921年(大正10)、『新詩人』を主宰し、詩話会を組織した(1)。この頃、詩作を多数発表した(1)。
参考資料
- 石井富之助「6 井上康文、藪田義雄、北原武夫」神奈川県立図書館『神奈川県の歴史 県下の文学編 上』〈神奈川県立図書館シリーズ8〉神奈川県立図書館、1963、84-85頁