木食観正(もくじきかんしょう)は、文政の頃(1818年 - 1830年)、小田原宿に滞在して、酒匂平野一帯で諸人救済の生仏(いきぼとけ)として崇敬された遊行僧(1)

小台蓮乗寺に、綾部粂次郎が寄進した、木食観正の直筆といわれる六字名号の掛軸がある(1)(2)

府川久所公民館に、坐窂社地神・木食上人の碑がある(3)

参考資料

  1. 綾部寿美子ほか「ムラの信仰・講について」富水西北史談会 編『富水西北の歴史 第2巻』富水西北公民館、1985・昭和60、133-148頁の134頁
  2. 松蔭徳誠「蓮乗寺の石仏」同書44-49頁
  3. 小田原市公民館連絡協議会『公民館 市公連40年のあゆみ』同左、1993・平成5年2月、43頁

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