お仮屋(おかりや)、道祖神小屋(どうそじんごや)は、道祖神祭のときに建てられた仮の小屋(1)

毎年1月4日頃に、子供(と子供会の役員・世話人などの大人、以下同じ)が、丸太で2間(約3.6m)x3間(約5.5m)ほどの小屋を組み、青竹と藁で屋根や周囲を覆い、正月の注連縄飾りだるま神社お札、古い雛人形などで飾り付けて製作した。(1)

お仮屋を建てた後、1月13日の夜まで、子供たちは、その中で、火を燃やしながら、を焼いて食べたり、菓子を食べたり、祭囃子の練習をしたりして、21:00頃まで番をして過ごすことを続けた(1)

1月14日にはお仮屋を壊し、建材を1ヵ所に集めて積み上げ、装飾品ともども火を付けて燃やした(どんど焼き(1)

参考資料

  1. さんわ会25周年記念誌編集委員会『下府中地域 我が町の今と昔』さんわ会、2000、72頁