ここでは、京街道(光善寺)コース について紹介します。

 スーパー堤防として淀川堤防が回収された後、この周辺に現代生活に欠かせない各種施設が構築されました。

 出口1丁目付近は、明治18年の伊加賀堤防決壊で、京街道の面影が残っていない為、この現代生活を支える各種施設の見学を後半に付け加えました。

  光善寺コース(京街道ルート)

【昭和の風景】

01.京阪光善寺駅    :改札前のフロアーは広く、30人程度は充分集合可能。

02.光善寺駅前商店街  :昭和の面影色濃く残す商店街の風景。

             京阪電車の高架工事によって消滅する定めをもってます。 

03.国道1号線横断個所  :発展を続けた昭和の時代を象徴する風景。

             ※ 横断は地下道を利用

04.田園風景(出口5丁目):市街地に広がる田園風景。

05.雨水幹線(出口6丁目):枚方宿以南の雨水処理用として整備。

06.文禄提内側傾斜地    :文禄提の内側で、昔の堤の高さが良く判る。

06.松ケ鼻筋裏通り    :文禄堤の内側の傾斜にに残る民家

【光善寺とその地内町の風景】

07.京街道(松ケ鼻筋)  :大名行列が休憩した御茶屋があった場所、街道に面して突出玄関がある民家が多数あり。

8.旧街道分岐点     :文禄提は直進、右折直進で旧街道。

9.樹齢700年の柿木       :周辺の開発の中に頑張る自生の柿の木、神木として信仰の対象となっている。

10.蹉跎神社御旅所    :遥拝所を備えた御旅所、昔はここから蹉跎神社が望めたと言われている

11.上庄南之口樋跡の碑  :寝屋川村との水争い(赤井の樋の決壊)を伝える碑

12.腰掛石        :蓮如上人が辻説法をされた時の腰掛石、今でも信仰の対象となっている。

13.光善寺寺内町古民家群 :光善寺を中心に街道沿いに発達した集落

14.光善寺のさいかち   :大阪府天然記念物

15.光善寺(出口御坊跡) :寺院全体が枚方市の有形文化財

【現代生活を支える各種施設】

16.枚方ソラパ      :太陽光発電所、出力610kw

17.枚方市立淀川衛生工場 :し尿処理施設、処理能力 267kl/日

16.淀川         :通称は瀬田口から大阪湾75.1キロを呼ぶ。上流から瀬田川・宇治川・三川(宇治川・木津川・桂川)合流地点から淀川

18.スーパー堤防     :益水による堤防崩壊を防ぐために堤防高の30倍の幅にわたって内水側を補強した堤防のこと。

19.水と歴史のふれあい広場:平成8年、農業用水路を出口雨水幹線として2.8キロを整備。跡地の一部を公園として整備。

20.合同碑門         :昭和5年春、淀川左岸に点在していた8つの樋管を統合して完成。

              平成8年この農業用水路を出口雨水幹線として整備し、樋門使用停止。

21.水面回廊       :平成8年この農業用水路を出口雨水幹線として2.8キロを整備。(合同碑門~蹉跎ポンプ場の間)

【江戸・明治・大正・昭和の古民家群】

22.桜町古民家群-2    :明治18年の大洪水時の仮堤防跡地に貸座敷業者を誘致、総二階・手摺付きの高い2階の窓の廓造の民家。

21.桜町町なみ      :明治18の大洪水時の仮堤防跡に貸座敷業者が街並みを形成したもの

23.道標(京街道桜町)  :ここから先は、洪水によって旧京街道の残蹟不明

24.桜町古民家群-1    :西見附の外につながる民家、庶民生活関連の商家?

25.河内街道分岐点    :現在は京街道の分岐点と云われる箇所

26.誓願寺前辻      :宮山参道との分岐点、蓮如上人が辻説法を行った旧跡地。この付近は宿場に隣接する交通の要所で旅籠があった?

27.宮山参道       :明治までこの先の宮山に式内社の意賀美神社があった。

28.京阪枚方公園駅    :京阪電車開通と同時に開業、菊人形展で集客。